炊飯器に、洗ったお米3合、生のとうもろこし1本分の粒(半分に折ってから包丁でそぐように粒を切り落とす)と、とうもろこしの白いひげを1〜2センチ幅にきざんで入れて混ぜる。
酒を大さじ1(ティースプーンで3杯くらい)入れて、3合分の目盛りまで水を加え、通常どおりに炊く。
前日の夕飯で余ったもろこしごはんを夜のうちにおにぎりにして、朝、フライパンかオーブントースターで焼く(両面をこんがり焼いたあと、小皿に入れたしょうゆに両面つけて、30秒ずつ焼いてできあがり)。
【とうもろこし】 整腸、便秘、むくみによい。体力、持久力もつくから中年のアンチエイジングにも効果があるといわれる。また、とうもろこしのひげは利尿剤として妊娠時のむくみや糖尿病に効果がある。
ボウルにしょうゆを大さじ1杯半(ティースプーンで4杯くらい)と昆布3cmを入れておく。
そこに、粗め(5ミリ角くらいに)みじん切りしたきゅうり1本、なす1本、ゴーヤ1/4本、ミョウガ1個を入れて混ぜれば“だし”のできあがり。
温かいごはんに“だし”をのせ、白ごまをかけてめしあがれ。
【ゴーヤ】香港でも人気の食べ物。苦いものには排毒作用がある。 【なす】中医学的に血を補う作用やデキモノを消す、痛みを治める作用がある。 【ミョウガ】栄養成分は少ないが、香りと辛みの成分が消化を促進したり、熱を治める作用で夏風邪ののどの痛みなども和らげる。
きゅうりは半分の長さに切って、2〜3ミリ幅に縦にスライスし、表面に塩をパラパラ〜とかけておく。
食パン2枚に表面が見えなくなるくらいバターを厚めにぬって、上にマスタードをうっすらぬる。
きゅうりの水分をキッチンペーパーでふきとってパンに並べて挟む。
【きゅうり】凉性なので、暑さをなくし、利尿作用、お通じにもいい。カロリーが脂肪に変わるのを抑制する働きもある。
こんがりトーストした食パンに、横半分に切ったトマトをすりつける(つぶすようにしてトマトの中身をパンにこすりつける感じ)。
塩をパラパラッ、オリーブ油をたら〜りと一周かけてできあがり。
【トマト】貧血予防や胃炎の消炎効果があり、大量に含まれるビタミンCは二日酔いにも効果的。ただ、寒性の食材のため空腹時に食べると腹痛になることも。何か温かい飲み物と一緒にとるように。
小鍋に水450mlと粉寒天1袋(4g)を入れよく混ぜて火にかけ、フツフツしてきたら1〜2分煮て、ボウルに入れる。
冷めたらそのまま冷蔵庫に入れて冷やし固める(寒天のできあがり)。
【黒みつ】ミネラルが豊富。そのほか黒砂糖とかハチミツもミネラル豊富で、糖分を燃やす働きがある。(一方、精製された白い砂糖は体を冷やす傾向がある。) 【寒天】体内での滞留時間も長いため、体内の悪いものを吸着し排出する働きがある。 【すいか】解暑(暑さを取り除く)、利尿作用がある。喉の渇きをいやす、酔いざまし、血圧を下げるなどの効果あり。
暑い夏でも、体を冷やさないデザートとしてご紹介したいのが“ホットフルーツ”。“フルーツゴロゴロドリンク”同様、組み合わせはいろいろ、新鮮な味でおすすめは「ホットすいか」。スイカは案外どんなお茶にもなじみやすいが、人気だったのは「紅茶」。 シンプルな味の紅茶に、大きめにカットしたスイカを浸すだけ。紅茶は冷めると少しえぐみが出る場合もあるので、あたたかいうちに。
【すいか】 解暑(暑さを取り除く)、利尿作用がある。喉の渇きをいやす、酔いざまし、血圧を下げるなどの効果あり。
冷たいものを飲みすぎてしまいがちな夏におすすめの、“フルーツゴロゴロドリンク”。旬の果物を気に入ったお茶に入れるだけですが、人気だったのは「パイナップル」と「ほうじ茶」の組み合わせ。
作り方はほうじ茶に、カットしたパイナップルを入れるだけ。パイナップルの芯の部分を入れたまま、長時間楽しむのもよいです。
【パイナップル】 喉の渇きをいやす。消化を助ける。利尿作用がある。だるさを取る。咳、のどの痛み、高血圧、二日酔い、疲労回復などに効果あり。四性は平。