老化を防ぐ食べ物っていうお話をします。最近、食べ物の関係なのかストレスが多い生活の関係なのか、体がかゆいという人が多いです。かゆいっていうのは。新陳代謝がちゃんとできてないからなんですね。肌が乾燥するんです。乾燥せえへんかったらかゆくならないんですよね。なんで乾燥するのか。新陳代謝がきちんと行われていない、それは簡単な言葉でいうと「老化」です。で、老化したら肌に潤いがなくなる。なんで潤いがなくなるかって言ったら、肌にはバリア機能というものがあります。そのバリア機能がなくなるから、乾燥しやすくもなるんですよ。乾燥しやすくなったらかゆくもなります。だからかゆくなったら、体に潤いを与えることをせなあきませんよね。では何を食べたらいいか。かゆいときはそのかゆいところが熱くならへん?それを冷まさなあかんねん。いちばんいいのが、緑豆。緑豆がわかりにくかったら緑豆のもやし。大豆のもやしじゃなくて普通に売ってるもやしです。あれは緑豆で出来てるから炎症を抑える。それから炎症をおさえながら美人になりたい場合は、白キクラゲや真珠。真珠も食べたらかゆみがなくなります。それから食べたらあかんものも言うとかなあきません。それは辛みの強いもの。お酒。これらは体の中に熱をこもらせます。それから甘いお菓子。チョコレートとかキャラメルとかっていうのは、体脂肪を増やしてかゆみがとまりにくくなる。とにかく体がかゆいと思ったらもやし。それから白キクラゲ。コンビニのお弁当でももやし入ってるの選ぼうかなとか、ちょっと白いものが入ってたらええなとか、そんな気持ちで選んでくださったらいいです。
ニキビとか吹き出物が出やすい人っていてますよね。出やすいときっていうのもありますね、生理前とか。そんなときっていうのは体に熱がこもってる。あと、肝臓の機能が落ちてきてる。血液とか体液とかの循環が悪い。そんなふうになったら、体にいらん水とか毒がたまりやすくなるんですね。やっぱり体の中の熱をなくすものがいいです。そして解毒作用があるもの。何かというとハトムギ。ハトムギは五穀米の中にも入ってたりするので、ご飯のなかにちょっと入れたり、麦飯のかわりにハトムギ入れたりするといいと思います。あとゴボウ。これから鍋の季節なので、鍋に入れたりするといいんですよ。ハトムギはお肌もキレイにしてくれるし、いらない水分を外に出してくれんねん。ゴボウは食物繊維が豊富なだけじゃなくって、デトックス作用もあるんです。ゴボウはたくさん食べてくださいね、しっかり噛んで。それから緑豆、さっきのもやしじゃなくて春雨。緑豆春雨ですね。春雨ってカロリー少ないし、いいよね。体の熱も除いてくれる。水分の代謝がよくなる。だから鍋物のときはゴボウと春雨を忘れないように。そして、食べたらあかんもの。また出てきました甘いお菓子。脂っこいもの、辛いもの。辛いものっていうのはとっても辛いものね。そんなんを食べたら体の中に熱が溜まる。ニキビとか吹き出物ができるだけじゃなくて、体の中が乾くから便秘にもなる。
やっぱりいい年になってきたら「シミ」とか「くすみ」とかも気になるよね。シミとかくすみは中医学では血液の流れに障害があるとされています。だから血行を促進するものがいい。それはキクラゲ。体に潤いを与えるんやったらさっき言った白キクラゲね。あとナス。ナスは利尿作用があってね、シミを目立たなくする。それから冬瓜。でも冬瓜って、冬の瓜って書くんやけど、ほんまは夏に食べるのがいいんです。今は食べないほうが私はいいと思う。でも冬瓜は体の余分な熱を取るだけじゃなくって、潤いとツヤを与えるんですよ。そしてまた、食べたらあかんものは甘いお菓子と脂っこいもの。血行を悪くしてシミやくすみを増やしてしまいます。
次に「シワ」。シワっていうのはね、肌の表面。肌と肺は連動しているんですが、肺が乾燥していたら、肌はキレイじゃなくなる。それから腎臓。水は黒いところに流れていきます。黒は腎臓を表すので、そこに水がたまる。水毒がある。肌にもよくないし、かゆくもなりやすい。そこで何を食べたらいいかって言うとクルミ。それから黒いもの、黒ゴマ。あと、今流行ってるんですけど、バナナ。バナナは体に潤いを与えます。バナナを皮付きのまま、ちょっと切れ目を入れてアルミホイルに包んで、オーブントースターで5分くらい焼くんですよ。そうしたら焼きバナナで食べられるんですけど、皮からエキスが出てくるんです。それを中国ではハンドクリームとして、手に塗ってます。
それから「白髪」。自分に白髪ができてるかできてへんか、鏡でちゃんと見ましょう。老化したら腎の働きが弱くなんねん。腎の働きが弱くなったら肝臓の機能も落ちる。そして白髪が増えるんですよ。内臓を丈夫に保ったら髪も黒く保てるんですね。何を食べたらいいか言うたらナツメ、黒豆、松の実、女宝茶。食べたらあかんもの、今度は冷たいものと生もの。お刺身が好きな人も多いと思うけど、食べたらちゃんと温かいもので補うのよ。お刺身食べてビールで乾杯したら白髪になりやすいっていうことだけ覚えておいてください。そのあとは芋焼酎の温かいものを飲むとか。でも中医学的にはお酒を飲んだら同じ量のお水を飲むようにと言います。
「ストレス」に効く食べ物。ストレスって溜めたらあかんねん。憎まれっ子世にはばかるっていうとおり、言いたいことを言う人は長生きできるんですよ。病気になって早くに亡くなる人っていう人はええ人なんですよ。我慢する人。でも、どっちがいい? 言いたいこと言うて、長生きしたほうがいいじゃないですか。ええ人やなと思われながら、長生きしたい(笑)。ストレスが溜まってきたらこまめに発散するのが大事なんですね。気の乱れ、冷えの第3段階であり、更年期の突入以降であり、何もいいことがないんですよ。イライラしてるときに何を食べたらいいかなんですけど、よくイライラしてるときって、頭に血がのぼってるって言います。そんな状態なので、熱を鎮める作用があるものがいいのね。簡単に言うたらニガウリ。なければセロリ。何回かセロリ食べたらいいよって出てきてますよね。そして食べたらあかんもの、やっぱり甘いお菓子(笑)。あとごっつい辛いもの。イライラしてるときやストレスがあるときに、ほんまはお酒も飲んだらあかんねん。お酒はうれしいときに飲むものなんです。
「むくみ」に悩んでいる人も多いですよね。仕事してるときとか、夕方、夜になったら足ぱんぱんとか。むくみっていうのは腎の機能が低下してんねん。何回か言っていますけど腎っていうのは水につながっていて、水は黒いものなんですよ。だから食べたらいいのは黒いもの。アズキ。あと黒豆、シイタケ。これで、ある程度の女性の体の悩みと老化に対する食べ物っていうのは挙げられたと思います。
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