楊さちこ先生のアジアの美人はミロウミビョウ @ぴあ


楊さちこ先生のミロウミビョウの美人塾<美人、美容、暮し、キレイ>
第1回 ミロウミビョウってどういうこと?<美人、美容、暮し、キレイ>
第2回 秋が一番キレイになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第3回 毒のないオンナになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第4回 体の排毒サイクルを知ろう!<美人、美容、暮し、キレイ>
第5回 賢く食べてデトックス<美人、美容、暮し、キレイ>
第6回 年齢不詳の女になる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第7回 年齢不詳の女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第8回 年齢不詳の女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第9回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第10回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第11回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第12回 素肌のキレイな女になるVol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第13回 素肌のキレイな女になるVo2.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第14回 香港的美肌生活Vo1<美人、美容、暮し、キレイ>
第15回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第16回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第17回 体内年齢を若くするvol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第18回 体内年齢を若くするvol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第19回 げんこつ美容法TM Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第20回 げんこつ美容法TM Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第21回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第22回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>


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第14回 香港的美肌生活 Vol.1


チャイナ服を着こなす、香港美人のボディラインの秘密とは?

今日は「香港的美肌生活」がテーマです。香港的にキレイになるとはどういうことか。食べ物の食べ方とか、身体の中からどうやってキレイになるかといったお話をしたいと思います。

私は香港に住んで20年以上になるんですけど、初めて香港に行ったのが20歳の頃。その時代、香港の女性は洋服を着ている人はまだ少なくて、チャイナ服の人が多かったんです。普通のイメージではチャイナ服って体にピッタリっていうイメージあるでしょ? ピッタリのものがいいと思うでしょ? 実は違うんです。昔はね、チャイナ服でも出来合いのものがとても少なかった。当時は、上海人のテイラーが作る服が一番良いと言われていて、チャイナ服も上海人に作ってもらうことが多かったんです。でもチャイナ服はそれを作る前に、チャイナ服の下に着る下着を作らなあかんのですよ。でね、そのチャイナ服の下着を作るときに必要なものがメジャー。体のサイズを、脇の下からヒップまで上から下に1cmおきに測るんです。その測り方っていうのが「ハイ!息止めて!」って言われてお腹を引っぱって自分の一番細い状態で測るんですね。だから着るときもひとりでは着れない状態。スカーレット・オハラみたいにギューッと締め付けてね。次に、その上のチャイナ服。これはゆるゆるに作るんです。下着はピチッと着て、上はゆるゆるにするの。これが一番、所作がキレイに見えるんやって。

チャイナ服って、みなさんご存知だと思いますが足のところが開いてますよね。なんでここから開いてるか知ってます? 体が思いきり動かせないから、足だけですべてのことをやらないといけないんですよ。だから、お金持ちのおうちは電気のスイッチも壁の下にある。足でつけたり消したりをするんです。そんな状態だから昔の香港女性は、服のサイズがXSやったんです。XSが普通。その後ミニスカートが流行ったりして、チャイナ服を着ることが少なくなり、やっとMサイズになってきたという感じなんです。とにかく、その昔ながらのチャイナ服を着なくなったら、 正しい姿勢でキチンとした人が少なくなってしまったんです。でも着なくなったとしても座り方だけでもちゃんと整えて座ってたら大丈夫。だから私がここでいつもお話している座り方は、覚えて帰ったらお得ですよ。

私が初めて香港に行った時代より少し前は、赤ちゃんが生まれて足が歪みそうやったら、歪まないように、足を包帯で巻いてたんです。寝るときだけね。もっと昔に纏足(てんそく)っていうのがあったじゃないですか、あそこまではいかへんけど、キチンと見た目の体を整えるためにそういうことをしていたそうです。今の香港のおばあちゃまたち、そのまたおばあちゃまたちの時代とかね。私は20数年前から今の時代の香港を見てきて、いろいろなことを感じたから勉強しようと思ったんです。そこで学んだことについて、今日はお話したいと思います。


毎日の鏡チェックで、「嬉しい顔」と「歪みのない体」を手に入れよう

まずキレイになろう、キレイな肌を保とうと思ったら、具体的にどうなりたいのかを考える。どういうのがキレイなんやろう? 自分から見てキレイになるっていうのは大事なんやけど、人から「キレイやね」と見られることが一番嬉しいんやと思うんです。いくら自分でキレイになった、キレイになったと思ってても、人に何にも言ってもらわれへんかったら少しも嬉しくないでしょ? だからキレイになれる自分を作るために、一番最初にしたらいいのは「嬉しい顔」を作ること。人に会って「こんにちは」って言う時に、相手がふくれた顔をしていたら、挨拶するのも嫌になりますよね。だから、嬉しい顔を作らなあかんのですけど、「え」と言って、まず口角を上げる。そのときにこの、口角が上がっているのをちゃんと覚えておいてほしいんです。それだけで「あ、この人キレイね」って思われます。香港マダムも顔の作り的には、みんながみんな美人っていうワケじゃないんですよ(笑)。でも、「嬉しい顔」をしているからキレイに見えるんです。作りがキレイっていうだけでは年取っていったら「あの人、昔キレイやったのにねえ」って言われる。そうじゃなくて嬉しい顔も作っていったら、誰でもキレイに見えるんです。私ね、それがすごく大切だと思ったんです。で、そのためにはやっぱり明るい、嬉しい自分っていうものが大事。朝起きて、鏡見たらまず、「え」と言って口角をあげる。やってみてください。

次にせなあかんのが「自分を知る」ということ。みんなが「キレイやな」って思ってる人は自分を知ってるんです。では、自分を知ろうと思ったらどうしたらいいでしょうか?  鏡を見る、ですね。鏡を見るポイントは、肩の高さが同じかどうか、そこを見るんです。香港の街を歩いていて、美人ではないけれどすごくキレイな人はいっぱいいます。そんな人らはふっとショーウインドーを見たとたん、肩の位置を直してはるんですよ。たとえば重たいショルダーバッグを持ったりしていたら、反対側の肩が歪んでくるんですよね。歪んだら、そこから全部崩れていく。だから鏡を見たときに、私の肩の高さは同じかな、ということをチェックしてください。キレイな人というのは癖をつけています。そして、その癖が習慣になっているんです。

あとは鏡の見方というものがあります。どこと、どこと、どこを見たらいいかというと、まず正面ですよね。それから遠く、ちょっと離れて見る。ちょっと離れて見たら「私が老けて見えるの、気のせいやな」って思える喜びのタネもありますよね。全部、現実ばっかりだと暗くなりますよ(笑)。逆に毛穴が何個くらいあるのかまで見える鏡もありますよね? 次に何を見る? 横顔やんな。それから後ろ。後ろ姿って、みっともなくっても誰も教えてくれへんのです。背中が冷たい、冷えてる人って、もう老いが忍び寄ってるんです。そして背中が丸いのはもう年を取ってる、おばさんの証拠なんですよ。だから背中も見なアカン。あと下から下からっていうのは悲しいですよ、二重アゴがよく見えて。 あとは? 上からなんです。なんでかって言うたら、ある程度年取ってきたら白髪ができてきたりとか、髪の毛が薄くなってきたりとかします。でもそういうことは誰も教えてくれませんよね。旦那様でも教えてくれませんね。友達なんか「言うたら悪い」と思ってよけい言ってくれません。でも、しっかり見られてます。だから鏡は必要。それを毎日せなアカン。そして、どの角度が自分的に許せる状態の顔か、というのを知らなアカンのです。そうしたら、人に会って「え」って口角上げるときに、「あたしはこの角度が得意やったな」ってできるわけです(笑)。だから、香港の人たちがお友達と写真を撮ったらみんな、あっち向いたりこっち向いたりしてるんですね。みんな一番得意な顔がカメラの前に来るようにしてるんですよ。自分の一番ええ顔を探すっていうことが大事。そうすれば、少なくともそれに対しての自信はできますよね。なるべく人に会ったら、そういう角度で見せるようにする。そうしたら、ちょっとずつ自分の“利き腕”じゃないけど“利き顔”というものができる。だから鏡をしっかり見てたら得やと思うんです。それと、人とお話するときにどこ見てしゃベりますか? 目ですよね。「え」って口角を上げて目を見る。これから人に会ったら「え」をしてから、目を見つめるやで!と思ってください。すっかりあなたの印象が変わります。

まずはどんな嫌なことがあろうと「私はキレイになるんだ」と決める。私はよく言うんですけど、目標のない人間は目標を達成することはできない。こんなふうになりたい、あんなふうになりたいと思ってなかったらそんなふうにはなれない。「私はキレイになるんや」って決める。美人の造作になることは無理かもしれへん。でも「あの人いいね、素敵やね」って言われるのが一番やと思うんですよ。そんなふうになるんやと思ったら、いつもその姿勢で行く。それがいいと思います。



 
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