自然界にもサイクルが存在するのと同じように、人のからだの中にもサイクルが存在します。
まず、一生というライフサイクル。四季が明確に分かれている日本では、一年をサイクルとしてからだの状態がかわります。また、潮の満ち引きによっておきる女性特有の約一ヶ月サイクル。睡眠を軸とした一日という生体リズムに基づくサイクル。それらのサイクルが、きちんきちんとめぐることで、からだのバランスが整い、キレイで、元気でいることができるのです。
そのリズムやサイクルのバランスをからだのうちから、外から壊すものが現代には存在しているのも現実。それは、現代社会の忙しさによって生まれるストレス、環境の劣化によって生まれる毒、紫外線。もしすべてが取り除かれたら、もしくは、すべてからこころとからだを防御できたら、それだけで、からだのバランスは整ってくるはずです。
つぎに7年周期 『黄帝内経』、『シュタイナー理論』によるものをご紹介します。
中医学の原典『黄帝内経(こうていないきょう)』では、女性は7年を基数として成長・老化すると考えられており、下記のような記載がされています。
※直訳なので表現がきつくなっています、ご了承ください。
※『黄帝内経』とは約2000年前に書かれた「医学書のお手本」のことです。
7歳 |
腎気が強くなる、歯が生える、髪がのびる速度が増す |
14歳 |
生殖器が生じる、月経が始まる |
21歳 |
腎気のバランスがよい、親知らずが生えてくる |
28歳 |
骨が丈夫に、からだがもっと健康に |
35歳 |
陽明経の気が弱くなる、顔が老け始める、髪の毛も抜け始める |
42歳 |
陽気が衰弱、顔は老け、髪は白くなる |
49歳 |
生殖をつかさどる物質が減少、閉経して、妊娠は不可 |
ドイツに生まれた哲学者『ルドルフ・シュタイナー』の思想とは
生まれてから永久歯が生えるまでに行った遊びが、全生涯に意味を持つ。
シュタイナー教育は、
1.精神科学 2.芸術 3.教育学
といわれています。子供の各成長過程にともなう、独自の教育カリキュラムは、ドイツで開校された世界初のバンドルフ自由学校を皮切りに世界各国の園や学校で実践されています。近年日本でもシュタイナー理論の紹介とともに、学校の設立が求められ、実現し始めています。
キレイに対する思いは年齢によっても随分違ってきます。
◆10代のキレイは「インスタントのキレイ」。 外見をキレイに見せようとメイクに励む時代。
◆20代半ばには,肌に何らかのトラブルの兆候があらわれる。 が、熟練してきたメイクのテクニックとワンランク上のスキンケアで、なんとか平均以上のキレイを保つことができる。
◆30代の声をきくと,肌がキレイといわれていた人ほど自信をなくしはじめる。
肌の衰えがしのびよってきたと愕然とする。
◆40代は、肌のキレイな人とそうでない人の差が出てくる。
同じ歳でも10歳くらいの客観的年齢差が出る。
その「差」は何をきっかけに始まったかは、「今まで肌やからだをどれだけ大切にしてあげていたか」につきる!
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