楊さちこ先生のアジアの美人はミロウミビョウ @ぴあ


楊さちこ先生のミロウミビョウの美人塾<美人、美容、暮し、キレイ>
第1回 ミロウミビョウってどういうこと?<美人、美容、暮し、キレイ>
第2回 秋が一番キレイになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第3回 毒のないオンナになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第4回 体の排毒サイクルを知ろう!<美人、美容、暮し、キレイ>
第5回 賢く食べてデトックス<美人、美容、暮し、キレイ>
第6回 年齢不詳の女になる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第7回 年齢不詳の女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第8回 年齢不詳の女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第9回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第10回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第11回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第12回 素肌のキレイな女になるVol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第13回 素肌のキレイな女になるVo2.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第14回 香港的美肌生活Vo1<美人、美容、暮し、キレイ>
第15回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第16回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第17回 体内年齢を若くするvol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第18回 体内年齢を若くするvol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第19回 げんこつ美容法TM Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第20回 げんこつ美容法TM Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第21回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第22回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>


体にええコト、始めませんか?ちょこっとやくぜんレシピ

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いい汗をかけるように体質改善、何ごとも丁寧にいい加減に

楊さちこ先生 汗をかく工夫をお話したいと思います。一番面倒くさがりがしやすいことはお風呂に入ることなんですよ。どうしたらいいかって言ったら、夜お風呂に入って、お湯につかる。お風呂っていうのは体の汚れを落とすところというよりも、体を温めてリラックスする場所なんですね。お湯につかって、お水を口に含んでほしいんです。最初の間は難しいのですが、口に含んだ水がぬるくなってくると、唾液が出るんですよ。その唾液が出たら、体から汗が出てくるんです。それでも無理だったら、氷を口に含む。人間の体ってね、冷えてるからぬくめなあかんって思って汗を出すんですよ。でも氷っていうのは過激なので、私はお水をすすめたいんですよ。お水を口に含めるのを1週間やっても汗が出えへん人は氷でやってみて下さい。で、いい汗っていうのは舐めても味がしないんです。でも悪い汗っていうのは舐めたら苦いの。だからそこで出た汗を一回舐めてみて下さい。そういう悪い汗が出てる場合は、お風呂に入る前と出た後にコップ一杯のぬるま湯を飲んでください

次は、活性酸素について。「肌がさびる」「体がさびる」って言われたりするんですけど、どんな人に活性酵素が多いかというと、紫外線を浴びることが多いとか運動をしすぎる人。中医学では、「○○しすぎ」も「○○しなさすぎ」もだめなんです。中庸がいいんです。中庸っていうのは、中くらいではなくて、丁度いい加減ってことなんですね。だから丁度いい加減に運動をする。他にはストレスを溜めこむ人や、ダラダラ食べる人。細胞が酸化するってどういうことかというと、細胞が腐っていくってことなんです。動かなくなった細胞っていうのはもともとの働きができなくなるから、DNAが変わったりとか、血管とか内臓の機能が悪くなって肌の老化に繋がるんです。それを防ぐためには、まずストレスを溜めない。あと紫外線をなるべく浴びない。インスタント食品を頻繁に食べない。活性酸素を溜めない食材ですが、緑茶、豆、ぶどう、赤ワインや緑黄色野菜が効果的です。


体の不調と密接に関係している「瘀血」と、その改善方法

楊さちこ先生 今日私が一番伝えたい「瘀血(おけつ)」についてお話します。血液がちゃんと流れへんで溜まっていくことを瘀血っていうんですけど、瘀血の「瘀」の中国語の意味は「澱む」とか「滞る」なんです。この瘀血には3つの特徴があります。ひとつは体にとって不必要なものがあるということ。西洋医学でいうと脂肪とか糖分とか老廃物とか、体が排出せなあかんかったものや体の中で利用しきれなかったもの。あとは環境ホルモンっていわれているもの。食品添加物。本来、体の中になかったものがある状態を指します。2つめは、血のめぐりが悪いということ。血のめぐりが悪いってことは、代謝が行われにくいから老廃物を排出できない。老廃物が排出できなければ、ストローに例えると穴がつまっった状態になり、体が動けなくなってしまうんです。3つめですが、血管そのものの障害。ストレスとか緊張したりすると血管自体が動かなくなってしまって、ストローでいうと内側が傷んだりするんです。瘀血っていうのは、体もそうやけど、血管にも影響があるんですね。中医学的に言いますと、瘀血がありましたら、特に女性はホルモンのバランスがくずれやすくなると考えられます。血が滞るということですよね、そしたらかたまりができるんです。生理の時に血のかたまりが見られるようになるんです。また異常増殖が起きて、子宮内膜症とか子宮筋腫になりやすくなってしまうんですね。それが陽性やったらいいんですけど、一歩間違ったら重い病気にかかることもあります。ほかにも高血圧や糖尿病、精神病とか生活習慣病になりやすい。

瘀血の原因って何かっていったら食べるもの。中国で一番古い医学書っていうのが「古帝黄経」っていうものなんですけど、それにも書いてありますが、脂肪が多いもの、甘いもの、味が濃いものは、なるべく避けましょう。全部あかんとかストイックな生活ってストレスにつながるんで、できることだけ始めればいいと思います。
次に「瘀血度チェック」をしたいと思います。

瘀血度診断表〜生理や体の状態でわかる瘀血による結構のスローダウン

瘀血を招く原因っていうのも、ストレスなんです。ストレスをうけたら、まずドキドキしますよね、緊張するより先に。心臓が「ドキドキッ、ドキドキッ」って動くから脈が早くなる。早くなったらまた血管が収縮するんです。血管が収縮したらどうなる? 血圧も収縮するんです。で、またコレステロール値が高なったりとか、なんやかんや血の流れが悪なったりとかしたら瘀血が溜まるんです。ストレスを感じたりとか緊張している時って変な汗かきますよね?そういう汗っていうのはええ水分が出てしまっているんです。ほんまは、そんな汗かかさん方がいいんですよ。だからそういう時には深呼吸をしてみる。今日の話っていうのは、結局全部つながっているんですよ。だから守らなあかんことってちょっとしかないんです。

血液の澱みをなんとかしたいと思ったら、まずは食べ物から意識してみましょう。何がいいのっていったら、まずポリフェノール。ポリフェノールって苦いとか渋いなっていうものの色素によく入っているんですね。あとはりんごやたまねぎ、ゴマ。あとビタミンA、C、E。ビタミンA、C、Eが入っているものってなんやろ。ビタミンCが入っているものはレモン、キウイ、いちご、かぼちゃ、ブロッコリー、ピーマン。ビタミンCってね、美肌を保つ効果があんねんけど、コレステロールの酸化も防いでくれる。そしてビタミンEを再利用してくれるんです。ただビタミンCというのは水溶性ビタミンだから、こまめに取りましょう。例えば紅茶ひとつにしても「レモンティ飲もか」って感じで、日常に取り入れてください。ビタミンEは老化防止ビタミンって言われてます。入っているものはナッツ、かぼちゃ、アボカド、青魚。抗酸化作用っていうのもあるんやけど、血行を改善してくれる働きもあるんです。で、ベータカロチンが含まれているのが、ほうれん草とかブロッコリーとかなんですけど、これは体の中でビタミンAに変わるので、油と一緒に摂った方がいいです。

 
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