キレイになりたい、健康になりたい、と思ったら“冷え”たら絶対アカン。食事の仕方でも体を冷やさないように注意してほしい。例えば、皆さんのなかにこんな人いない?
毎日、朝起きたら冷たいお水をきゅっと飲んでしまう人。もし、冷たいものを摂るのが習慣化してるなら、やめてほしいの。というのがね、例えば断食道場とか、あるいは病院に入院したりして、長くご飯食べてない場合、まず最初に出されるものってなに?
そう、重湯とかお粥でしょう。決して冷たいものじゃない。
朝食のことね、英語でBreakfastっていいますよね。Breakは“破る”、Fastは“断食”。つまり、断食を破るってことが朝食の語源。というわけで、私たちは毎日断食を解いてるんだから、朝一番に口に含むものは冷たいものじゃなく“温かいもの”がいいの。まず、これが基本ね。
次に、食材の選び方。新鮮な旬のものを選ぶのが基本ですが、なかでも“白いもの”がいい。例えば、大根、カブ、牛乳…。それから北で採れるものや土の下にあるものもいいです。北国では自然に体を冷やさないような食べものが作られているのよ。
最後に、食べ方。ゆっくり、よく噛む。「なんや当たり前」って思わんといてね。よく噛むことで、唾液が分泌されるようになる。唾液のなかには消化酵素が多く含まれるので、やっぱり、よーく噛んだほうがいいの。30回は噛むつもりで、ね。それくらい噛めば、お腹に入ったときにやさしいし、喉も渇きませんから。そして、これも大事。食事中は、水やお茶などの水分は摂らないでください。水分でせっかくの唾液が薄められてしまうからね。
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