楊さちこ先生のアジアの美人はミロウミビョウ @ぴあ


楊さちこ先生のミロウミビョウの美人塾<美人、美容、暮し、キレイ>
第1回 ミロウミビョウってどういうこと?<美人、美容、暮し、キレイ>
第2回 秋が一番キレイになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第3回 毒のないオンナになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第4回 体の排毒サイクルを知ろう!<美人、美容、暮し、キレイ>
第5回 賢く食べてデトックス<美人、美容、暮し、キレイ>
第6回 年齢不詳の女になる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第7回 年齢不詳の女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第8回 年齢不詳の女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第9回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第10回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第11回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第12回 素肌のキレイな女になるVol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第13回 素肌のキレイな女になるVo2.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第14回 香港的美肌生活Vo1<美人、美容、暮し、キレイ>
第15回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第16回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第17回 体内年齢を若くするvol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第18回 体内年齢を若くするvol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第19回 げんこつ美容法TM Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第20回 げんこつ美容法TM Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第21回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第22回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>


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第20回 げんこつ美容法TM Vol.2


目のクマや眼袋は「亜健康」のサイン。毎日の鏡チェックで体調を知ろう

楊さちこ先生 やっぱり年取ってきたら肌がたるむよね。肌のたるみっていうのは肌と肌の下の筋肉の弾力が衰えてきているということ。肌の弾力の減退は、細胞が栄養をきちんと取れないことと密接な関係がある。中医学では「脾」が、肌の肉をつかさどる。だから「脾」とか「胃」の動きが良好な人は、栄養が届くので肌が引き締まる。胃の調子がいつも悪い人っていうのは肌が垂れやすい。そういう場合は顔の「大腸区」、小鼻の横を、指げんこつでクルクルと「キ・レ・イ・に・な・る」ですよね。「胃」のところ見てください。鼻のところ、ここも指げんこつでクルクル。手のひらは、「大腸区」と「小腸区」。指げんこつでクルクル、げんこつで押さえながら流す。だから「クルクル」と「押さえる」と「滑らせる」の違いをちゃんと身につけるということ。

中医学的に言ったらね、ここまでの悩みの原因のもとのもとは同じ。つまり肌の乾燥や、シワができるとか、毛穴が開くとか、肌がたるんでしまうということは同じ原因で起きることが多いのです。それは、肌に栄養が行き届きにくくなっているというのが遠因で起こるということ。そして見た目も中身も老化につながります。でね、その次。目のクマとか眼袋(アイポケット)、シミとかっていうのは病気に近いんです。「未老未病」の未病、病気ではないけれども「亜健康」。熱帯と亜熱帯ってありますよね、熱帯じゃないから亜熱帯。それと同じで健康じゃないけど「亜健康」。 

楊さちこ先生だから目のクマとか眼袋っていうのは亜健康状態を表していることが多い。例えば目のクマ、婦人病の予兆であることが多い。婦人病いうてもピンからキリまでありますからね。便秘、生理不順も婦人病に近いですからね。亜健康な状態であることが多いからちょっと気をつけようね、ということです。夜寝れないとか腰痛とかいう方も、この場合が多い。どうしたらいいかって言うたら、顔なら基本は目のまわりのマッサージと同じことをする。で、手のひら。「腎」というところを指げんこつで押さえる。やってみてください。でね、「腎」を補わなあかん人、目のクマのある人は、普段からお湯をたくさん飲もう。「水を飲みましょう」っていうのを私はずっと言い続けていますが、この場合はお湯を飲みましょう。水も基本的には常温の水がいいです。冷たいもの飲んだらまた冷えて固くなるんですよ。
そして、目のクマができるっていうのは血が澱んでいます。目の下の皮はタバコを包んでる紙より薄いから、中の血が見える。中の血がキレイじゃない。ちゃんと回れへんからキレイじゃないんですね。老廃物が出せてない。老廃物が出したくっても出されへんで、ネチャネチャになってたら動けるもんも動かれへん。以前にも排毒したかったらネバネバしたものを食べてくださいって言いましたね。老廃物がネバネバしたもんにはりついて出ていってくれる。お湯はいいねんけど、「そんなお湯ばっかり飲んでられへんわ」っていう方は、お湯でなくてもあったかい飲み物を心がけていただきたいです。暑い時に熱いもの飲むと、肌の上だけ涼しくなるんですよ。だまされたと思ってやってみて。お湯を飲む努力をしましょう。なるべく甘くないものがいい。でも甘いものがいいときもある。甘いものをとるときは黒砂糖とか、ミネラルが入った甘いものがいい。ジュースとかもあっためて飲むのがいいかも。ちなみに私が住んでる南京(なんきん)というところにはとうもろこしのホットジュースいうのがあります。最初は「え!」て思うけど飲んだら美味しいの。

楊さちこ先生次にアイポケット、目の下の袋。これは「脾」とか「胃」が弱ってる。目の下が垂れてたり、シワがある人は弱ってると。食欲がなかったり消化機能が弱かったり、なんかお腹がいつも張ってるとか、便秘になりやすい人に多い。目袋が膨らんでいる人は、脂肪の代謝のバランスが崩れてるときもある。自分の生活を鑑みていったらわかる。で、アイポケットね。「脾」と「胃」の働きをスムーズにする。目の下、頬骨の一番高いところを90度で押さえて。肘付いてやったほうがちゃんと入ります。外向きにクルクル。痛気持ちいいでしょ。それから、「脾」と「胃」の場所を指げんこつで押さえる。手のひらも「脾」と「胃」の場所を指げんこつで押さえながら、指先に向かって滑らせる。最初はほんまに痛いとするやんか、でもね、ずっとやっていたらだんだん痛くなくなってくるんです。痛くなくなってきたら、キレイになってるの。

次、シミ。シミっていうのは体力の衰え、ストレス過多、生理不順、便秘などと密接な関係がある。中医学では「脾」、血の不足だという。で、「脾」が滞って瘀血(おけつ)が溜まってる状態。さっき澱んでるって言いましたね、内臓の働きとか流れが不順になると。シミっていうのはね、経脈っていろんなところに流れてんねんね、どこが悪いっていうのはその線に沿ってできてるものが多い。だからシミの場所でどこが悪いかわかる。自分の顔にシミができたとするでしょ、そしたらさっきの顔マップで確かめたらいいんです。確かめて、「私の悪いところはここや」っていうのがわかったら、理解して気をつける。で、それに対するマッサージをする。シミもいろいろあるんですけど、額のシミとか目尻とか両頬とか、口のまわりとか、ニキビ跡もシミとして対応されたらよろしいかと思います。足がだるかったり膝関節がだるかったりする場合、それから腰痛、疲れやすいとうときは口のまわりにシミができることが多い。

額のシミ

額のシミは、肝胆の機能が低下してできる。

肝胆の機能を高める
まゆ毛の内側から外側に向けて、指げんこつで「滑らせる」
手のひら 肝胆区を指げんこつで「押さえて」から「くるくる」

目尻のシミ

目尻のシミは、肩コリや、肩が冷えていることによってできる。

肩をリラックスさせる
上肢区を指げんこつで「くるくる」しながら内から外に「滑らせる」
手のひら 上肢区を指の付け根から指先に向けて指げんこつで「滑らせる」
うなじの髪の生え際から付け根に向けてげんこつで「滑らせる」

両頬のシミ

気力不足や、胸が詰まったり、消化機能が減退したり、おなかが張ったり、下痢があるという、消化系統と心機能が減退している表れ。

消化系統と心機能を高める
大腸区と小腸区を指げんこつで「くるくる」したあと、心区を指げんこつで「押さえる」
手のひら 大腸区と小腸区と心区を別々に指げんこつで「くるくる」
全体をげんこつで「押さえながら」指先に向けて「滑らせる」

口の周りのシミ

口の周りのシミは、腎気と心気の不足。肌につやがなく、足がだるかったり、膝関節が痛かったり、腰痛があったり、疲れやすいなどの症状がある。

下肢の力を高める
下肢区をげんこつで「押さえながら」「くるくる」
腎区を指げんこつで「くるくる」
手のひら 下肢区を指げんこつで「くるくる」
全体をげんこつで「押さえながら」指先に向けて「滑らせる」
腎区を指げんこつで「押さえながら」「くるくる」

私が申しあげたこと、おわかりいただけましたでしょうか? だから毎日顔を見て確認されていったら、体のどこが悪かったとか今後どうなっていくかに対応していけます。たとえば手のひらのマッサージやったら電車に乗ってるときでもできますよね。顔も電車に乗ってるときにしたかったらできると思うし(笑)。ただ、やりすぎないように。やりたくっても5回。左右一気にやりたかったら各5回ずつされたらよろしいかと思います。毎日ちょっとずつ、できることをできるだけ、できるところからやっていくっていうのがキレイの道だと思う。で、イライラしたら深呼吸。かなり助けになります。何かが嫌やなって思った時点で止まるんですよ。深呼吸してリラックスできたら一瞬でラクになるからね。

 

美人塾第20回のおさらい
今回のげんこつ美容法は、少しずつでいいので毎日続けてください。少しずつ、ストレスにならない程度でやることがポイント。深呼吸やなるべく温かいものを飲むことも取り入れて、体の外側・内側からのキレイ作りに役立ててください。

<さちこメソッド・41>
顔や体の悪いところで、内臓の悪いところがわかる。鏡とマップでよく確認して、自分にとって最も効果的なマッサージを理解して続けよう。

<さちこメソッド・42>
体の中の老廃物を出さなければ、キレイな血が巡らなくなり肌も内臓もどんどん衰える。食べ物に気をつけるのはもちろん、冷たいものではなくお湯を飲む努力をしましょう。


 
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