楊さちこ先生のアジアの美人はミロウミビョウ @ぴあ


楊さちこ先生のミロウミビョウの美人塾<美人、美容、暮し、キレイ>
第1回 ミロウミビョウってどういうこと?<美人、美容、暮し、キレイ>
第2回 秋が一番キレイになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第3回 毒のないオンナになる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第4回 体の排毒サイクルを知ろう!<美人、美容、暮し、キレイ>
第5回 賢く食べてデトックス<美人、美容、暮し、キレイ>
第6回 年齢不詳の女になる!<美人、美容、暮し、キレイ>
第7回 年齢不詳の女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第8回 年齢不詳の女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第9回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第10回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第11回 360度どこから見てもいい女になる!Vol.3<美人、美容、暮し、キレイ>
第12回 素肌のキレイな女になるVol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第13回 素肌のキレイな女になるVo2.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第14回 香港的美肌生活Vo1<美人、美容、暮し、キレイ>
第15回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第16回 香港的美肌生活Vo2<美人、美容、暮し、キレイ>
第17回 体内年齢を若くするvol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第18回 体内年齢を若くするvol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第19回 げんこつ美容法TM Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第20回 げんこつ美容法TM Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>
第21回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.1<美人、美容、暮し、キレイ>
第22回 これだけは知っておきたい!中医学的美人の基本 Vol.2<美人、美容、暮し、キレイ>


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第11回「年齢不詳の女になる!」Vol.3 過ぎたるは及ばざるがごとし


中国式スキンケア、汚れをきちんと取る顔の洗い方

お肌が自分で出来へんことってなんだと思いますか? 顔の肌に限って言うと、汚れをきれいに取ることなんですよ。今、普通に5万円くらいのクリームとか出てますよね。あんなんいくら一生懸命塗ってもね、肌を清潔にしてへんかったら汚れたうえに塗りたくってよけい汚くなる。だから、肌をきれいにするのはとっても大事なんですね。 まず洗顔法をお話したいんですけど、石けんで洗顔してる人いますか? 顔はね、私はちゃんと洗ったほうがいいと思うんです。何でかって言いましたらファンデーションや重金属、外の空気の汚いものっていうのが肌につく。それを取らなければならないから。お肌っていうのはもともととっても賢いんですね。脂が足らんようになったら脂を作らなって思うんです。私が思わんでも、細胞がね。水が足らんかったら、水足さなって思うねん。最近よく、洗顔したあとしっとりする洗顔剤ってあるじゃないですか。あれは洗顔剤のなかに、“しっとり”と“汚れを取る”が一緒に入ってるんじゃなくて、汚れを取るものとしっとりさせるものが別々に入っていて、それが一個になってるんです。洗顔できれいに脂汚れを取って、その後肌がつっぱらへんように水分を足すような保湿成分が入ってるんです。そしたらどうなる? 肌の細胞は賢いから、しっとり成分が入っていたら、肌の水分多いから水作らんでええやんって思う。そして、脂分はないからたくさん作らなアカンって思う。だから、肌の表面ベタベタで中がカサカサの人が増えているんです。

みなさん顔の洗い方はご存知ですか? まず気をつけていただきたいのは、朝の顔と夜の顔は違うということ。朝の顔っていうのはあごから上、夜の顔っていうのは鎖骨から上、とくに地球の重力を感じてる人は鎖骨から上を洗ったほうがいいと思う。それから顔洗うときはね、朝は髪の生え際まででいんですけど、夜は髪の生え際から中に1センチ入ったところまで、洗ってほしいんですよ。何でかっていったら生え際のところにザラザラ感がある人が多いんですね。生え際のキワまでしっかり洗ってへんくせに、ファンデーションはキワ以上につけている人が多いから。

今日はね、普通の洗い方と週1回の洗い方っていうのを説明したいんですけど、用意するものは深めの洗面器。熱湯、それからタオル。週に1回、ディープクレンジング的に顔を洗うっていうやり方です。
洗面器に熱湯を入れて、もしよかったらローズウォーターも。エッセンシャルオイルはきつい場合があるので、ローズウォーターがあればちょっと入れる。化粧をしている人はクレンジングしましょう。クレンジング剤は使うなら乳液タイプがええと思います。
そしてタオルを頭から被ります。あんまり鼻を近づけたら、蒸気で火傷するのである程度の間隔を開けて。そしたらね、毛穴から汗が出てくるのがわかるので、クレンジングをつけてからやって欲しいんですよ。
クレンジングが落ちてからちょっとふき取るときに、おうちにもあるような、もうくたくたになってる、破れてくるんじゃないかなっていうぐらいのガーゼを使うのがいいと思います。新しいガーゼを使われる方は5回ぐらい洗濯をしたものがいいです。で、ガーゼを手に巻く。これは中国式です。
そこで、洗面器のお湯がぬるま湯ぐらいになるようにお水を足す。そしてガーゼを使って下から上に、下から上にまず汚れを取る。
洗顔ですが、下から上に、石けんを顔につけて洗っていく。力は入れないで石けんが肌にひっついたかなってなるくらい。それからお湯をちょっと足してマッサージ。で、ちょっと待つ。私のスキンケアの基本は「ちょっと待つ」。
バスルームでするのだったら、洗顔後湯船に浸かっているときに、ガーゼを使う。お湯って体温よりちょっと高めくらいで、ものすごく熱くないですよね。それでガーゼと一緒にお風呂に入る。そしてお風呂のお湯で濡らしたガーゼを顔の下から押さえていく。スチーム方法がめんどくさい人でも、これなら毎日できるでしょ? こうやって楽しく洗ったら2分くらいかかると思うんですよ。だから基本的にすすぐときは2分以上かけて下さい。

よく「顔を洗ってすぐに化粧水を塗りましょう」って言っているけど、あれはダメ。水分が蒸発するからって言うんですけど、顔を洗ったらまずタオルで顔を押さえる。そうしたらつっぱる人もいてると思う。でもそこで待つ。たぶんね、顔洗ってすぐつっぱってたとしても一生はつっぱってはいない(笑)。人によっては20分、人によっては5分、それくらいでつっぱりがなくなる。じゃあ、つっぱりがなくなるってどういう意味?肌が、細胞が理解する、“水が足らんなあ、脂が足らんなあ”って。そこでちょっと待ってから化粧水つけたら、本当に肌が必要としている分だけをあげられる。化粧水もそうなんですけど、なにか塗ってすぐ「はい次」、はダメ。ちょっと待つ。こう触ってみて(手の甲を肌に当ててしっとり感を感じるかを確かめる)、浸透したな、ってわかってから次に行く。今持っている化粧品は変えなくていいから、それだけやってみてください、全然違う。だから今日のスキンケアのポイントはちょっと待つ。 待ってつっぱりがなくなるっていうのはお肌にバリア機能が出来たから。お肌のバリア機能はいろんな菌から肌を守ってくれる。バリアっていうのは皮脂なんです。脂で肌の表面をカバーしている状態っていうのは、水分を蒸発させにくくする。で、そのバリア機能が無くなったらバランスが取れなくなって脂がいっぱい出てくる。脂がいっぱい出てくるのか、水が作れなくなるのかどっちかになる。だから人によって違いはあるけど、バランスが取れているはずの水分を肌自身の力で作れなかったら脂が多く感じる、つまりべたつきを感じる。それとは別に肌にバリア機能がなかったら細菌が繁殖しやすいから、白ニキビとか赤ニキビとかが出来やすい。バリアがないことで中の水分が外に出て行くからインナードライになりやすい。インナードライってどんなん?っていったら、肌を押してたら跡がついてる人です。それからお肌ザラザラ。あとはお肌が敏感になりやすい。生理周期でそうなる方もいらっしゃるんですけど、バリア機能のカバーができてなかったら敏感になりやすい。アトピーにもなりやすい。そういうことをなくすための顔の洗い方が、さっきの方法です。

それから、目の周りがちょっと腫れやすい人っていますよね。そういう人はお風呂上りに、お風呂で使ったぬれたままのタオルの中に氷を一個入れるの。そしてそのまままぶたに当てる。それは冷たくして引き締めるんじゃなくて、肌は、冷たくなったらあとで熱く感じてくるんです。血行促進の助けになります。 石けんで顔洗うでしょ、すすぐでしょ、すすぐだけでは石けんが取りきれてないときあるんです。だから、ガーゼを柔らかく絞ったもので拭き取る。最後に、水道水くらいの冷たさのタオルで顔を押さえる。お肌には血行促進を助けてあげることが大事なんです。


美人塾第12回のおさらい
素肌のキレイな女になるためには、鏡で自分の顔をよく見ること。それから深呼吸、洗顔、その後のスキンケア、化粧品選びなどすべてに中医学的なコツがある。効果的に欲しい「キレイ」を手に入れるために、まずはきちんと汚れを落とす洗顔法をマスターしよう。
<さちこメソッド・22>
鏡を見て自分のいいとこ悪いとこを知ると同時に、自分がキレイになった姿をイメージする。目標と現実を毎日意識することで、何も考えずスキンケアするより効果も高くなる。
<さちこメソッド・23>
顔は石けんで洗うのがおすすめ。汚れをきちんと落とし、洗うときも潤すときも浸透するまで「ちょっと待つ」、がポイント。足りない分を補うだけでなく、本来、肌の持つ自然の力を引き出すケアを心がけて。



 
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