暴飲暴食に暴暴茶
「暴暴茶」とは、毎日欠かさず飲むことにより、たとえ暴飲暴食を重ねていようとも、身体を健康に保ってくれるというお茶で、1991年8月に香港で発売された。当時そのネーミングが香港の新聞や雑誌で話題になり、「ELLE JAPON」やキャセイ航空の機内誌「DISCOVERY」に取り上げられたほど。
もともと中国人は、自己の文化に誇りを持っていて、昔からもののを大切に育んでいく民族なので、新しいものには滅多に飛びついたりしないのだが、こと「暴暴茶」に関しては違っていた。その飽きのこないおいしさと、目をみはる体への効果は、人の口から口へと素早く伝わり、知る人ぞ知るという存在を超えてしまったのだ。香港のデパートはもちろん、街の中の至るところでほかのお茶と同じように売られているだけにとどまらず、香港人の移民先であるカナダ、オーストラリアなどのチャイナタウンでも、まるで中国4000年の昔から伝わってきているかのように、自然に人々に愛飲されている。
1杯目は、何とも奇妙な味だったのだが、2杯、3杯と飲み進んでいくうちに、「これええやん、いける、おいしい」と感じはじめる。その成分は、目の疲れをほぐす菊の花、神経をリラックスさせるバラのつぼみ、そして、気になる下半身の脂肪と闘う烏龍茶とプーアール茶。飲み続けると、不思議なことにお肌にハリも生まれてくる。
1.
道具(急須、茶海、湯呑み)と水を準備。
2.
茶葉を急須などに入れる。
3.
お湯を茶葉に注いで一杯めは器を温めるために湯呑みに注ぎ、器が温まったら捨てる。
4.
再び、湯を注いだら茶葉をしっかり蒸らす。
5.
茶海に移して、それぞれの湯呑みに移す。急須から一旦、茶海と呼ばれるサーバーに移すことによって、水色や香りの濃さが均一になる。
暴暴茶
ダイエット、リラックス、疲れ目
茗香茶荘 (香港九龍城侯王道77号)
見た目は黒い葉っぱに、ポプリのようなバラのつぼみ…インパクトがあるだけに飲みづらそう…。独特のいぶしたような匂いが少し。お腹いっぱい食べた後に飲みました!煎れてみると、プアール茶の黒ではなく、意外にきれいな紅茶色なのはバラ効果?嗅ぐと、少し甘酸っぱいいい香りが。味はまったくクセがなく、まるで水のように胃になじみます。小さめのマグカップ一杯で満腹状態がすっかり落ち着きました。「まずい、もう一杯!」「うまい、もう一杯!」でもなく、「自然にもう一杯」という感じで、2杯飲んじゃいました。最近では食後のお茶はこれに。習慣的に続けられそう。
(ハーブ子さん 34歳 ライター)
【肌や体調の悩み】
肩こり、腰痛(既に慢性?)肌のシミも気になる年ごろ。
むかーし、ジャッキー・チェンがCMしてた暴暴茶は愛飲してました。今はプーアール茶のかび臭い感じが好きなので、ほんのり甘みを感じるこのお茶には、少しだけ物足りなさもありますが、急須にお湯を注いだときに、ピンクのバラの蕾が揺れている様はかわいくて好きです。
(櫂さん 40歳 会社員)
【肌や体調の悩み】
全身汗っかきですが、今年は特に顔から吹き出る汗に悩まされてます。
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