12 ARTISTS in THE GIFT OF HOPE

実現なるか、20世紀最後のテクノロジー

八谷和彦



HACHIYA Kazuhiko

1966年佐賀県生まれ
八谷和彦 《エアボードβ》 1999 撮影:牧原利明

八谷和彦
《エアボードβ》
1999
撮影:牧原利明

八谷和彦は、e-メールアプリケーション・ソフト《ポストペット》のディレクションによって広く知られているアーティスト。本展には、お互いの視点を交換し、むりやり相手の立場にたたせてしまう作品《視聴覚交換マシン》やネット上で集められた人々の日記を「ヒツジ」と名づけられた専用のヴューワーを使って見る《見ることは信じること》、そして、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に出てきたような、空気に乗るためのスケボー、《エアボードβ》を出品します。20世紀最大の発明の一つ、ジェット・エンジンを搭載し、わずかに中を浮いて滑走するエアボード。このアイディアは今世紀中に決着をつけたい!との強い思いから最新型の《エアボードγ》の公開実験も予定しています。エンジンのすさまじい轟音は、20世紀へのとっておきのオマージュになるかもしれません。

《視聴覚交換マシン》体験《エアボードγ》公開実験見学についての詳細はこちらをクリックして下さい。

1966

佐賀県生まれ

1989 九州芸術工科大学卒業

東京在住

 
1995 《メガ日記》(インターネットによるプロジェクト)、ICC net/Nifty serve
1996 「見ることは信じること」(個展)、広島市現代美術館
《サンクス・テイル》(すべての車に犬の尻尾をつけるプロジェクト)、ラフォーレミュージアム原宿他
1996〜 《ポストペット》(Eメールソフトウェア開発のディレクション)
1997 「デ・ジェンダリズム」(グループ展)、世田谷美術館(東京)
1999 「ファンシー・ダンス」(グループ展)、ソンジェ現代美術館(韓国)
「ザ・ファースト・ステップス:日本の新鋭アーティストたち」(フィリップモ リス アートアワード受賞者によるグループ展)、ニューヨーク大学グレイ・アートギャラリー
「Air Boardβ- for Jet Generation」、ギャラリーアート倉庫(東京)

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