さちこ先生が“美”や“健康”の各分野で活躍する著名人と対談します。第一回目のゲストは2008ミス・インターナショナル日本代表のKyocoさん。さちこ先生と美容について、いろいろ語ってくれました。
 
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疲れが吹き飛び、効果倍増のマッサージの受け方

Kyoco(以下、k) 自分が元気かなってチェックするポイントってあるんですか? なんか、疲れてると麻痺してる感じってあるんですよ。自分は元気だと思ってるんだけど、周りの人は、すごい「大丈夫?!」っていう……。
楊(以下、y)それ、酔っ払ってる人が、自分は大丈夫って言うのと一緒やん(笑)。あのね、ひどく疲れていったら体と感覚は鈍感になってくるの。例えば「私、肩凝ってません。」って言う人で、触ったらものすごい肩が凝っている人がたくさんいる。マッサージに行って施術を受けた後で、「あそこ、マッサージ下手や。余計しんどくなった」って言うけど、それは、違う、体が疲れているのに気がついただけやねんって。しんどすぎて、疲れがわからない状態から、しんどさがわかる状態になっただけ。そのあと、マッサージを続けることによって、体がラクになっていく。つまり、何度か続けることが大切。たとえば、、慢性的に忙しい人っていうのは「休んだら熱が出るのよ」とか言うやんか。あれはな、体が無理しているだけ。立ち止まったときに、その疲れがどっとでているということやねん。元気やと思うてるのは、嘘! 本当の自分の体の声とは違うの。
k 気力だけで頑張ってるってことですか。
y そうそう。一回休んだら熱が出るとか言うけど、それを乗り越えて、つまり休みをしっかりとって疲れを洗い流すっていうのをしてから動かな、アカンねん。キレイは保てなくなるんねん。
k でも疲れが溜まってるときって、どうしようもないですよね。マッサージとかも、元気なときにしてもらったら気持ち良かったって思えるのが、逆に疲れちゃうくらいで、全然疲れが取れた気がしないっていうか。
y 疲れがめちゃくちゃ溜まっているけど、休みも取れなくって、後にスグにまた働かなければならないときで、疲れを感じている自分を何とかしたくてマッサージに行くときは、サウナなど体を温める場所が付属しているサロンがいいよ。でもそういうのがなかった場合、もしトイレでお湯が出るようなら、自分で手を温めてからしてもらうのも良い。手を温めるっていうのは、足浴と同じ効果がある。体を温めることができるねん。あと、できるんやったらマッサージは足1時間やってから体1時間がベスト。
k 足の方が大事ですか?
y 違う、足のマッサージをやったら体に回っていくねん。で、足をやる時って足浴とかさせられるでしょ? そうやって温めたら、足の裏からある程度悪いところを喚起させて体のマッサージをすれば、元気になれる速さに加速度が付く。だからものすごくしんどいときは、マッサージ時間のすべてを体にかけるのではなくって、足つぼマッサージの時間を半分くらいとったほうがいい。それからね、マッサージをしてもらうほうにも、効果的にしてもらえる方法があるの。それは、「押されて痛いときは息止めたらダメ」。
k え、なぜですか?
y 息を止めたら体が硬くなって、ツボにきちんと入りにくくなる。痛いと思ったら息吐くの。そうすると、体がやわらかくなって、きちんとツボを押さえることができるようになる。すると、体にもきちんとはたらく。つまり、マッサージは、するほうだけでなく受ける方にもポイントがあんねん。体の中にある悪いものって、吐く息からも出るのよ。
「痛いときには息を吐く」ということを覚えたら、マッサージがとっても効果的に受けることが出来るということを覚えておいてね。
k 今後仕事で海外行ってマッサージする機会も増えるかもしれないので、よく覚えておきます!








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お風呂でリセット&リフレッシュ

楊(以下、y)あと、疲れてるときは、入浴剤にこだわる。お風呂に塩を入れるといいよ。スーパーで売っている、食用に使う天然の塩と、純米酒。お酒は醸造用のアルコール入ってないものがいい。湯船にそれぞれ容器の1/3ずつくらい入れる。お湯は少し温めにしてね。それにゆっくり浸かると疲れが流れるような気持ちになれる。で、浴槽に浸かってるときに水を口に含む。そしてアゴの下の方から唾液が出てくるまで含んでおく。そうすると唾液が出るとき、体の栓が抜けたみたいに汗が、ばーっと出てくる。そして、めちゃくちゃ爽快になる。不思議なことにその汗を舐めると苦いねん。
Kyoco(以下、k) 毒素だからですか?
y うん。そうして汗をかいた後、体を洗うと、浴槽が汚くなってる。
k うわあ。
y これから、仕事で旅行行くとき「もうアカン〜!」って時のために持って行ったほうが良いよ。塩とお酒。で、そのお風呂に入ってから、マッサージしてもらったら、もっと楽よ。
k わぁ。やります!
y それで、お風呂あがるときには、足に水をぴっとかけてね。そしたら完璧。どこにも行かんで解決できるやん?
k うわ、すっごい嬉しい。先生は旅のとき、必ず持参するものってありますか?
y 塩もお酒も現地調達できるからね…。あ、お酒が手に入らないときは、お酢でも大丈夫。お酢はシャンプー、リンスの代わりにもなるよ。ホテルのシャンプーが気に入らない時ってあるやん。そういうときは、石けんで洗って、お酢をお湯に少し混ぜてリンス。
k 匂いとかは大丈夫なんですか?
y ドライヤーかけたら無くなるよ。もうツルッツル! あとは…グレープシードオイルか、オリーブオイルで顔から全身からマッサージとか。だから持っていくんじゃなくて全部現地で買えるね。すっごい疲れた時はオイルと塩を混ぜて肩にのせて、自分で出来るリラックス。
k それで足のむくみとかも…?
y もちろん取れるよ! 足のむくみ取る時は足の付け根を叩いていくのよ。
k きゃー♪ 今日先生にお会いできて、本当によかったあ…ありがとうございますっ!
y あとね、家で、保存とかできるような大きめのビンを煮沸消毒して、はと麦を1、日本酒を2として漬けておくねん。で、2週間くらいすると色が変わるから、それをボディーローションにするの。ちょっとプツっとか出てもそれでOK。旅行の時は、コットンにたっぷり浸してジップロックに入れて持っていくといいよ。
k 日本酒ってすごいですね。
y あと私は、真珠を持って歩いてるのね。それと、100%天然のハチミツを買って、それでパック。あとは何にも買わない。
k もう高い化粧品は要りません、って感じですね。
y 高い化粧品も、肌が受け入れる体制になっていたらよく入る。高いものに入ってもらう基礎が出来てないのに高いものを使うのはもったいない。やっぱり高いものは、きちんと使えばきちんと効いてくれる。高いもの使って「効き目がないな」って時は冷えていたり、ちゃんと動いてないからやねん。だからそういうとき、塩とかやるといい。
k まず食料品店に行くってことですね? やっぱり天然のもの、食べられるものでやるって絶対良いですよね。
y 入浴とかもね、私、息子と毎日「今日何のお風呂にする?」ってやってるの。「私、リンゴ」ってリンゴの皮むいてお風呂に入れたり。今日はニンニクが新鮮だからって、ニンニク風呂とか。
k ニンニクですか?
y 電子レンジでちょっとチンすると、キレイに皮がむけるやんか。包むやつに入れて、トットットって息子がお風呂の中で潰すの。塩と酒入れた上から。
k ニンニク、発汗がすごくなりそう。
y はい。だからもんのすごく疲れてる時とか。酒粕もええで。肌が弱い人は1枚入れたらアカンから、1/3枚くらいを、お茶のパックみたいなのに入れて、ゆっくりゆっくりスキンケア。ええでー。私毎日入るお風呂違うねん。
k やっぱりシャワーじゃダメですか。
y シャワーは体を清潔にするもの。お風呂はリラックス、リフレッシュするもの。だから汗かいて臭いなーってときはシャワーでいいよ。でも、キレイになりたいな、キレイを保ちたいなって思ったらお風呂。私、睡眠時間少なくっても、朝1時間、夜1時間お風呂入ってるの。
k 先生のお宅に行ってみたい♪(笑)。
y お風呂場に、八百屋のようにいろんな食材が並んでるよ(笑)。
k まだまだ聞きたいことがあり過ぎて、この時間だけでは足りないです。
y もし良かったら、思いついた時にメールしてくれれば答えるよ。
k 本当ですか?嬉しい。早速メールします!
y これから仲良くしてくださいね。
k こちらこそ、よろしくお願いします!








































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今回のゲストKyocoさん

誕生日:1984年6月12日
血液型:O型
出身地:神奈川県
趣味:ドライブ、お菓子作り、読書、カフェ巡り、体力作り
特技:大型習字、緊張を顔にださないこと、子供を泣き止ませる
好きな音楽:HipHop、Rock
座右の銘:いつも心に太陽を

2006年よりモデルの仕事を開始、2007年10月にミス・インターナショナル日本代表選考会にてグランプリ受賞。2008年度のミス・インターナショナル日本代表として活動中。現在は10月にマカオで開催される世界大会に向けて、勉強をしながら、多数のメディアに出演したりと多忙な毎日を送る。

Kyocoオフィシャル
Kyocoのあやめんずぶろぐ

今回ご協力いただいたお店
イタリアンダイニング
まめぞん

オーナー夫妻が提供するクオリティの高いサービス評判の隠れ家的なリストランテ。“おいしいものを少しづつ沢山食べたい”という願いをかなえてくれる、看板コースの8皿は、各地から取り寄せた旬の野菜をたっぷり使い、繊細な味付けで構成。魚料理、肉料理、パスタもありボリューム満点のはずだが、落ち着いた大人のための空間と行き届いたサービスも手伝って、心地よい満腹感と“ゆったりと食事を楽しむ”ことの意味を思い出させてくれるお店だ。
 
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-23-14 ASビル2F
電話:03-3449-0350
http://www.mamaison-ebisu.com/
まめぞんを楽しむコース8皿 5500円〜
 


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Photo:武藤奈緒美