@ぴあ
夏特集2008
使える!夏フェスカレンダーはこちらから

夏フェス特集

 ロックとダンスミュージックの接近が、ひとつの文化として成立した感もある近年。ロックフェスのアーティスト選びもそれを反映し、ダンスアクトが違和感無くラインナップされるのが通例となっている。「確かにそれは感じますね。しかもロックとダンス、両方から接近している感じありますよ。ロックフェスにダンスアクトが出るようになっただけじゃなくて、ロックバンドもどんどんダンスビートを取り入れてるし、最近は「METAMORPHOSE」みたいなダンスイベントに、toeやクラムボンみたいなバンドものが呼ばれ始めている。お互いが求めている感じがしますよね。それこそフェスならではの化学反応がありますからね」
  邦楽アーティストで、フェスのヘッドライナーを飾る機会が自ずと多くなるのが、世間を賑わすヒット曲の持ち主たち。数万人を先導するヒット曲は、フェスならではのビッグな一体感を生み出す。さらにアーティストの選択に悩むフェス初心者に優しい安心感が、ワンマンを観に行くことはないが興味があるアーティストとの初接触の機会にもなりうる。ヒダカ教授も「ヒット曲のオンパレードってのは、安心して観られるんです。誰もが知ってるヒット曲は強い。あと、普通にそれぞれのアーティストの単独コンサートに行くよりは敷居が下がってるから、参加しやすいし盛り上がりますよ。知ってる曲ばっかりですしね」とのこと。

  SUMMER SONIC 08/ FUJI ROCK FESTIVAL '08/  

 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 IN EZO/   MONSTER baSH 2008/   ROCK IN JAPAN FES.2008/  

 ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.2008/   SETSTOCK'08/  

 HIGHER GROUND 2008   OTODAMA'08/   ap bank fes '08/   音楽と髭達/  

 20th J-WAVE LIVE 2000+8/   WIRE08/   RUSH BALL 2008/  

 SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2008/   京都音楽博覧会2008 IN 梅小路公園/  

 AOMORI ROCK FESTIVAL '08〜夏の魔物〜

野外、屋内を問わずオーディエンスを熱狂させる、ノーマン・クックによるソロユニット。「ダンスアクトながらすでに中堅。フェスで観たら絶対楽しいですからね! 彼なんかはロックの要素がうまく入っているから、テクノとロック、どっちのファンも楽しめる。そういう意味でもフェス向きなダンスアクトですよね」
 
 
 
今や世界を代表するエレクトロミュージックユニット、アンダーワールドが苗場をダンスホールに変える。誰もが知っているあのテクノアンセムも必ず披露してくれるはず。「野外レイヴ感を楽しみたい今年のフジロックでは、絶対に欠かせないアクトですね。中堅ならではのツボを押さえた感じもあるし、間違いなく楽しいでしょう」
 
 
 
広島の「SETSTOCK'08」をはじめ、今年は珍しく夏フェスに参戦するマッキー。「もともとウチの『GHOST』って曲をテレビで見てすごく気に入ってくれてから仲良くなって。お互いリスペクトがあるので、活動してるシーンの違いとかは気にならないですね。普通に単独コンサート行くよりは敷居が下がってるから、絶対に盛り上がります! 知ってる曲ばっかりですし。アウェイにはなり得ないですね」
言わずと知れた国民的バンドのミスチル。フェスではそれこそメガヒット曲のオンパレードに!? 「誰もが知ってるヒット曲は強い。何年か前に『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』のトリで見て。なんだかんだ言って『イノセントワールド』を聴いたとき、気持ちよかったですニャ!」。夏の野外にピッタリのこの曲をはじめ、自然と口ずさめるヒット曲が披露されそう。
 
「民生さんなんかはやっぱりバンドブームど真ん中の人たちだから、その安定感がライブで発揮されます!」とヒダカも絶賛のご存知奥田民生。UNICORN時代から数えて今や20年選手の民生は、言わばフェスの常連。ベテラン勢とも若手とも相対せる民生が参加することで、ラインナップがグッと引き締まる貴重な存在だ。熟成するサウンドに酔うべし。
 
今年はフジロックをはじめ、全国各地のフェスに登場する電気グルーヴ。「一緒にライジングサンにも出るんで、当然俺たちはステージに乱入させてもらえるんだろうかと思ってるんですけどね(笑)。「少年ヤング弾きに来い」って言ってくれないかな? 言われなくても行くかもしれません(笑)。師弟対決を楽しんでもらえると思います」

「ゴンチチはふたりとも超絶テク。野外だと気持ちいいんじゃないですかね? 時代に流されることなくインストをやってるし、最近のインストブームで興味持った人も安心して観られると思いますよ」
 
 
 
 

 
今年3年ぶりに各地のフェスに出演が決定しているBRAHMAN。日本最強のライブバンドの1組と言える。
「TOSHILOWとも付き合い長いし、良きライバルって感じですね。だからシンパシーも感じるし。YOUR SONG IS GOODやMO'SOME TONEBENDERら、この世代の同期組は良きライバルって感じで気合入ったライブを見せ合えると思います!」
 
自らの主催フェス『京都音楽博覧会』はもちろん、フジロック、ライジングサンなどのフェスにも出演、今や日本の夏には欠かせない存在となったふたり。「京都音博は年々すごくなりますよね。フジロックでは手前の方の(メインステージよりの)場所でライブを見たいなあと思いますけど、どんな場所でも安心して観られますよね」
 
今年は渚音楽祭に参加するなど、ダンスシーンからも注目を浴びる4人組ロックバンド。サマソニではおなじみとなった海外のニューウェーヴ・リバイバルブームともリンクした、センスフルなサウンドを聴かせてくれる。「レコードも良かったしライブもいいんです、この人たち! 新世代とは言え、音的には俺世代がむしろ観られるアクトじゃないですか」
       

夏フェスライブレポ更新中!

夏フェス人気ランキング
1.
2.
RUSH BALL 2008  (大阪)
3.
a-nation (東京)
4.
WIRE08 (神奈川)
5.
OTODAMA'08  (東京)
集計期間:8月24日〜8月30日

夏フェスアイテム大集合

Copyright (C) PIA Corporation.All Rights Reserved.