愛知県美術館・展覧会情報
 
アンドリュー・ワイエス −創造への道程
2009年1月4日(日)〜3月8日(日)
当日一般1200円 大高900円
前売一般1000円 大高700円 ペア券1900円
※10/17から前売券発売 ※中学生以下無料
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アメリカン・リアリズムの代表的画家として、日本でも人気の高いアンドリュー・ワイエス(1917年ー)。

 

一般的にはテンペラ(卵などを溶剤とした耐水性の絵の具)の作品が知られているが、当初は水彩画家として出発。テンペラの画家として認識されるようになってからも、素描→水彩→テンペラの工程を踏み、時には水彩の後にドライブラッシュ(水気を絞った筆で描く水彩画の技法)が加わることも。こうしたテンペラ以前の作品も数多く制作しているのだ。


本展では、そんな素描や水彩を中心に紹介することで創造のプロセスに着目。完成されたテンペラ13点を含む計約150点の作品で構成される。水彩や素描からは画家の激しい感情のほとばしりが感じられ、テンペラ作品との対比では、関心の変化なども読み取ることができる。 その制作過程に光を当てた今展では、画家ワイエスの生の姿、息遣いにも触れられるだろう。

 
愛知県美術館
住所:愛知県名古屋市東区東桜1‐13‐2
[愛知芸術文化センター10階]
電話:052 - 971 - 5511(代)
観覧時間:10:00〜18:00
(金曜は〜20:00、入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日休)、年末年始
※1月12日開館、1月13日休館