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夏特集2008
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夏フェス特集

【インタビュー】    電気グルーヴ    ザ・ティン・ティンズ    

先の6月でメジャー・デビュー20周年を迎えた筋肉少女帯は、一時、メンバーが「凍結」と名付けた活動停止期間があったものの、2006年に再開。以降は精力的にCDをリリースし、ツアーを展開している。そして昨年は夏フェスに初参戦した。

「メンバーはオーバー40。体感温度50度。すぐそこに死がある状況。生きててよかったですよ!」(大槻ケンヂ)

昨年の「OTODAMA〜音泉魂〜」を大槻ケンヂは振り返る。

「“君たち、こんな暑いところへよく来るね”って思いましたよ。そんな過酷な状況でもヤングはロックを求めているのかっていう感動もあったよね……いつの間にそんないい時代になったのかと思いましたね」(大槻ケンヂ)

その驚きもごもっとも。大槻が筋少の活動を停止していた1998年から8年間は、フェスが日本で徐々に成熟してメジャーなものとなった時期と重なる。

「80年代の終わりにはフェスって言葉がなくて。単にイベントって言ってたんです。その頃のバンドって……僕らもそうなんですけど、なんとしてでもお客さんを盛り上げようと必死だったんです。でも今はちょっと違いますよね。ステージにはステージの熱気があって、そこで自分のサウンド・スタイルを提示する。お客さんはお客さん同士で自由に楽しんで盛り上がっている。ほんと、ロックにとっていい時代になったと思いますよ」(大槻ケンヂ)

現在のフェス文化をひと言、「すばらしい」という大槻。さらに、過剰ともいえるこのフェス・ブームは「童貞力の発散」にあるとか……。

「夏フェスって“童貞力”だと思うな。童貞を捨てられない夏はつらいですよ。だけど夏フェスに行けば、やれなかったけどなにかがあった夏になるんです(笑)。やりまくってる奴がフェスに行きます!? モッシュやダイブって、童貞パワーの発散でしょ(笑)。ぜひとも、フェス参加者の童貞率をチェックしたいなあ……って、こんなふうにフェスを語る人、いないですか? いないですか……。でも、モテモテの奴はフェスなんか行かないって!」(大槻ケンヂ)

■筋肉少女帯出演フェス  
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008

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