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Interview

坂本慎太郎 100Q
100問突撃!インタビュー

Q76〜Q100

Q76 自身の楽曲における、サックスやフルートの効果は?

「効果? 効果は、まあ……普通にいい感じになるというか」

Q77 水木しげる作品に登場する妖怪の中でお気に入りは?

「やっぱり、ねずみ男がおもしろいですね」

Q78 新しくチャレンジしたい楽器は?

「今はとくにないですね」

Q79 小さい頃のあだ名は?

「しんせる=Bまっせる≠チていう人がいて。僕は転校して来たんですけど。その、まっせるって人の苗字が坂本で、僕も坂本だからしんせる≠ノなった。全然おもしろくない(笑)」

Q80 カラオケに行ったりしますか?

「行かないって言いたいんですけど、これが、行っちゃうんですよ。たいがい中原(昌也)くんと飲んでるとカラオケになだれ込んで朝になってるというパターンですね。自分から行くことはないんですけど」

Q81 音楽性や姿勢などにおいて、参考にしているミュージシャンはいますか?

「今回のアルバムでは関わってないんですけど、ずっと(ゆらゆら帝国の)プロデュースをしてもらってた石原(洋)さんの音楽の聴き方とかにはすごい影響受けてて、それこそバンド始めた当初は石原さんが書いてる評論を読んでモダーン・ミュージック(石原氏が働いていたレコード店)に通ったり、親しくなってからもいろんないいレコードを教えてもらったり、そういう何と言うか、音楽の師匠的な感じはあるかもしれないですね」

Q82 プロデュースに興味はありますか?

「相手次第だと思いますね。その人に興味がわけば、そういうこともあるかもしれないですけどね。だから、仕事としてプロデュースすることに興味あるかと言われたら、べつにそんなことないです」

Q83 ゲームはやりますか?

「テトリスだけ」

Q84 透明人間になったら、まず何をしますか?

「まず……女風呂は入りますね、古典的ですけど(笑)。それと……更衣室はのぞきますよね。そういうとこに一通り行って飽きてきたら、あとやることないですよね(笑)。あんまりほら、身近な人のところ行っちゃうと、見たくないものを見ちゃう可能性があるじゃないですか。じつはすごい俺の悪口言ってるとか、そんなの知らなきゃよかった、みたいなことになるから、当たり障りのない女風呂くらいが一番ちょうどいいんじゃないですかね」

Q85 もっとも古い記憶は?

「曖昧なんですけど、生まれたばっかりの感じで、お母さんに抱っこされてて、まだ一家で狭いアパートに住んでる頃で、そこの台所にあった食器棚の角のところを抱っこ越しに見てる記憶があるんですけど、それが本当にその時の記憶なのか、あとで捏造されたものなのかがだんだん曖昧になってきて、もし本当だったら1歳にもなってないくらいの記憶なんですけど。もう1個完璧に覚えてるのが、それも2歳か3歳くらいの時の記憶なんですけど、親父といっしょに風呂につかってて、湯船でうんこしちゃったっていう (笑)。あのー、ちょっとしたやつじゃなくて、本格的に、大量にしちゃって、それが水面に全部浮いてきて、親父がギャーって叫んで母親を呼んだという記憶は鮮明にあります」

Q86 宇宙と深海、行けるとしたらどちらがいいですか?

「どっちも行きたくないですね。怖いですね」

Q87 映画、小説、漫画……音楽の次に影響が大きいものは?

「漫画かな」

Q88 生まれ変われるとしたら、男と女、あるいは人間以外、どれがいいですか?

「すごい美人でゴージャスな女に生まれ変われるんなら女がいいんですけど、そういう保障がないんなら男がいいです(笑)」

Q89 今までライブを行った会場で、印象深い場所はどこですか?

「(日比谷)野音かな。野音で最初やった時は感動しましたね。自分がこんなところでやるとは思ってなかったんで」

Q90 自身の作品におけるOKの基準は?

「あるんですけど、なかなか説明するのが難しいですね。自分のグッとくるポイントがあって、そこを超えるとすぐわかるんですよ。ただ、何がどうってものでもないから。そのポイントに満たないものは、曲になる前にボツになっちゃいますね」

Q91 自身が感じる現在の世の中のムードを一言で表すとしたら?

「信用できるものが崩壊してきているって感じですね」

Q92 曲を作るときに使用する機材(楽器)は?

「ギターです」

Q93 新聞は読みますか?

「読まないです」

Q94 自身の音楽の好みが固まったのは何歳くらいの頃ですか?

「バンド(ゆらゆら帝国)を始めた頃ですかね。いろんなジャンルを聴いたり、その都度流行りみたいなものもあるんですが、一貫して好きなものはバンドを始めたあたりから変わってないかな」

Q95 最後の晩餐には何を食べたいですか?

「うーん……寿司、ですね」

Q96 他人から言われてうれしい言葉は?

「……わかんないです」

Q97 最近気になったニュースは?

「気になるのだらけなんですけど。……やっぱり、原発関係とか、そういうのが一番気になりますよね」

Q98 目標のようなものはありますか?

「あるとしたら、信じられないほどの名曲みたいなものを作りたいですね」

Q99 透視、瞬間移動、空中浮揚、得られるとしたらどれ?

「瞬間移動」

Q100 究極の音楽というものがあるとして、それはどのようなものだと思いますか?

「結構普通の曲のような気がするんですけどね。究極を目指すと、いろんなベクトルで何周も回っちゃうと思うんですよね。それでもうわけわかんなくなっちゃった挙げ句に、辿り着くのがスゲーよくある曲、みたいな。グルメも究極まで行くと水に行き着いたりするじゃないですか。音楽も追求しすぎると無音になっちゃうってありがちなんですけど、そこをなんかこう、もうひとつ突き抜けると、普通に行き着くような気がします」

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PROFILE

さかもと・しんたろう
'67年9月9日、大阪生まれ。'89年、ゆらゆら帝国を結成。ボーカル&ギター、メインのコンポーザーとして活動。'98年、メジャーデビュー。「日本語のオリジナル・ロック」を掲げ、独自のサウンドで瞬く間にファンを増やしていく。'10年、ゆらゆら帝国解散を発表。翌'11年、自身のレーベル「zelone records」を立ち上げ、ソロとしての活動をスタートさせた。

INFORMATION

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ALBUM

『Ray Of Hope』

『幻とのつきあい方』
発売中
2800円
zel-002s
zelone records

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