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Interview

坂本慎太郎 100Q
100問突撃!インタビュー

坂本慎太郎

2010年のゆらゆら帝国解散発表から約1年半、ソロ第1作となるアルバム『幻とのつきあい方』がリリースされた。全10曲、かわいくて、こわくて、かっこいい――洗練された日本語ポップ/ロックの決定版ともいえる充実した内容になった。また、全編アニメーションのPV(『君はそう決めた』)を自ら制作するなど、その才能は多岐にわたる。さてさて、稀代のクリエイター・坂本慎太郎の頭の中を100の質問でちょっとのぞいてみましょう。

Q1〜Q25

Q1 最近よく聴いているのは?

「今年になって全然レコード買ってなくて。レコーディングをずっとやってたんで、自分のやつばっかり考えてて、新しいのは聴いてないんですよね。家や車ではラジオばっかりで、あとは個人的にジョナサン・リッチマン再ブームが来て、聴いてました」

Q2 平均的な1日のスケジュールを教えてください。

「12時に起きて、なんか食べて、用事して、晩ごはん食べて、そっからまた用事して、夜中の12時過ぎたら、酒を飲みながら用事して。で、明け方、寝る」

Q3 1日のうちでもっとも好きな時間は?

「起きて1杯目のコーヒーを飲む時と、夜中1杯目のお酒を飲む時」

Q4 最近腹の立ったことは何ですか?

「ニュースですね。毎日腹立つニュースばっかですね」

Q5 好きな季節は?

「春かな」

Q6 子供の頃の思い出で、いまパッと思いつくものは?

「小1の時、転んで団地の階段の手すりで前歯2本折ったこと」

Q7 どんな子供でしたか?

「インドア派で、絵を描いたり工作したりするのが好きな子供でしたね。かといって暗いというほどでもなくて、オリジナルな遊びとか考え出して、わりと楽しくやってる感じでした」

Q8 よく見たアニメは?

「なんだろうなー……普通に一通り見てたけど、『宇宙戦艦ヤマト』かな。わりと大きくなってからでしたけどね」

Q9 ロックとの出会いはいつ?

「はっきりこれはっていうのはなくて、歌謡曲からだんだんフェイドインしていく感じで。小学校の時にゴダイゴとか、ああいうのが好きになって、中学校になってから洋楽を聴くようになったんですよ。ビートルズだったんですけどね、友達に借りて」

Q10 ギターを始めたのは何歳? また、最初にバンドを組んだのは?

「ギターは14歳の頃で、高校になってエレキになって、バンドを組んだのかな。コピーバンドで、コピーも全然統一されてなくて、自分の好きな曲をやる代わりに他のメンバーの好きな曲もやるっていう」

Q11 不思議な体験があったら訊かせてください。

「金縛り的なのはけっこうあって。浪人時代は毎日のように。幽体離脱に近いというか、金縛りになって高速で飛ぶ、みたいなやつを毎晩。だんだん慣れてきて。あ、今日も来た、みたいな。一度、金縛りになった状態で畳が自分の体を軸にせりあがってきて、バタンと閉じたことがあります。あと、夜中に足が熱くて飛び起きたら、足から煙が出てたことあります。あと、ホテルで横にだれか寝てて、見たら腐乱死体(幻覚)で、走って逃げたことあります。今はまったくないんですけど」

Q12 行ってみたい国は?

「メキシコ。なんか昔から行ってみたくて。南米とかも」

Q13 3.11の震災の時は、どこで何をしていましたか?

「家で友達のレコードのジャケット作ってました」

Q14 好きな色は?

「クリーム色とか、ミントグリーンみたいなの。なんかやるときについ使っちゃいますね」

Q15 タイムマシーンに乗れるとして、過去と未来、どちらに行きますか?

「過去ですね」

Q16 レコードとCD、合わせて何枚くらい所有していますか?

「えー…と……数えたことないのと、枚≠ナ考えたことないんで、わかんないですね。壁一面くらいです」

Q17 ギブソンSGはいつから使っているんですか?

「今のが3本目で、それは10年前くらいですけど、最初のやつは、21歳くらいの時にアームがないのを使ってました」

Q18 ギブソンSGの良いところは?

「最初は単純にレスポール、ストラトっていう王道じゃない、ちょっと違うやつっていう見た目のチョイスで、あとは軽いっていう。だからSGの音が好きでっていうところからではないんですよ」

Q19 バンドってこういうもの、ご自身なりの定義を教えてください。

「2パターンあって。1コは個性の強い3人なり4人なりが集まって、違う個性がぶつかりあうっていうパターンか、もう1コはコンセプトがはっきりしてて、全員がそのコンセプトを再現するための部品に徹するみたいなパターンのどっちかですかね、自分がカッコいいなと思うのは。まあ、ゆらゆら帝国は1コ目のパターンじゃないですか。2コ目はラモーンズとかクラフトワークとかディーヴォとか、そういう感じ」

Q20 ゆらゆら帝国の限界はどこにあったのですか?

「それは……難しいですね」

Q21 好きな女性のタイプは?

「昼間は知的で、夜はエロい人」

Q22 ソロアルバムの完成は、自身で想像していたより早かった? 遅かった?

「いや、なんも考えてなかったですね。最初にいつ頃作りたいとかもなかったんで」

Q23 歌詞の中で、よく使う言葉は?

「えー……なんかあるんでしょうね。『僕』とか『俺』とかじゃないですか(笑)。わかんないです」

Q24 ライブへの渇望はありますか?

「あんまないです」

Q25 好きなお酒は?

「焼酎かな。ビールも好きだけど。ワインも好きですね。日本酒は好きだけど、悪酔いします」

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PROFILE

さかもと・しんたろう
'67年9月9日、大阪生まれ。'89年、ゆらゆら帝国を結成。ボーカル&ギター、メインのコンポーザーとして活動。'98年、メジャーデビュー。「日本語のオリジナル・ロック」を掲げ、独自のサウンドで瞬く間にファンを増やしていく。'10年、ゆらゆら帝国解散を発表。翌'11年、自身のレーベル「zelone records」を立ち上げ、ソロとしての活動をスタートさせた。

INFORMATION

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ALBUM

『Ray Of Hope』

『幻とのつきあい方』
発売中
2800円
zel-002s
zelone records

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