- 『雪と氷の旋律』
- 発売中 / ワーナーミュージック・ジャパン
- 2580円 / WPCR-13203
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Q41 家でくつろいでいる時はどんな服装なんですか?
着物よ。コレクションしているし。
Q42 女に生まれて良かったと思うことは?
素敵な服を着られること。男性はいつもスーツでしょ(笑)。
Q43 健康管理のために心がけていることはありますか?
スタジオにいる時、歌唱力を出すためのエクササイズや呼吸のためのピラティスやストレッチ、ほかにウォーキングもする。食物も大切で、声に良くないと言われているような乳製品などは控えるわ。
Q44 ベジタリアンなのですか?
いいえ。野菜の他に、魚や、ごくたまに鶏肉も食べるから。
Q45 嫌いな食べ物はありますか?
甲殻類。
Q46 大好物はありますか?
魚よ。サーモンとかカレイ。
Q47 自分で料理をしますか?
しないわ。
Q48 お酒は飲みますか?
ワインなら飲むわ。
Q49 ダンスはしますか?
パーティーではね。
Q50 どんな音楽で踊るの? ザ・ティン・ティンズでも?
そうね(笑)、その時の音楽に合わせるわ。
Q51 心地よく眠るための秘訣は?
問題を持ち込まないこと。スイッチ・オフできる習慣を身につけること。私にとってそれは本を読むことなの。毎日忙しいと、本を数章読んだりして、時には逃避する時間が必要なの。
Q52 一日に一度はこれをしないと落ち着かないということはありますか?
毎朝、お湯を飲むわ。
Q53 自分を動物にたとえると何に近いと思いますか?
猫ね。だってすごく美しいから、そうなれたら嬉しいわ。
Q54 犬と猫だとどっちが好き?
猫よ。とても美しい顔をしているし。
Q55 もし一日だけ生まれ変われるとしたら、どんな人になりたい?
クリエイターの誰かがいいわ。画家のジョン・サージェントとか。なぜそういう芸術家になりたいかというと、私は自分で音楽を創り出す人間だから、他のクリエイターが何を考えて何を感じて芸術を創っているかを感じてみたいの。
Q56 他のアートから触発されたアルバムジャケットはありますか?
『メモリー・オブ・トゥリーズ』はアメリカの画家、マックスフィールド・パリッシュのポートレイトからインスピレーションを受けたわ。
Q57 ミュージックビデオがいつも幻想的で美しいのですが、アイデアは自分で出しているのですか?
ええ。なぜならそのビデオは私も含め、歌をうまく表現しなきゃいけないから。それにいつも衣装もデザインするし、どういうふうなイメージを与えたいか、私は確実にいつもわかっているの。
Q58 アルバムタイトルを決めるのは早い方ですか?
早くないわ、最後に決める。
Q59 こんなに長い間プロデューサーのニッキー・ライアンと、作詞家のローマ・ライアン夫妻とパートナーシップを組んで、つねに進化してこられたのは、なぜだと思いますか?
最初にメロディを書いた時に、初めから彼らは理解してくれて、他の音楽を気にせず、私が一番強く感じることを書くのがいいんだよ、と応援してくれた。ローマは「エンヤの音楽はとてもビジュアル的な音楽」と気づいてくれて、そこで彼女はすぐに映像監督に連絡を取ってくれた。実は私はソロデビュー前に、BBCドキュメンタリー番組とディヴィッド・パットナム監督の映画作品の音楽を手掛けたの。今もライアン夫妻は私のことをすごく応援してくれて、私が時々、「曲が書けないかも……」と話すと、ふたりは「これからいっぱい曲が書ける」と励ましてくれる。その信頼関係よね。
Q60 仕事のパートナーとしてライアン夫妻の好きなところは?
私が想像しないような発想をしてくれる。たとえばローマは「存在しない言語を歌ってみない?」とか、ニッキーは「こういう風に歌ってみない?」とか。すごく素敵なアイデアで貢献してくれる。それはお互いにクリエイティブである自由が、私たちの関係の中にあるから、そういう芸術が生まれている。そういう関係が好きなの。
