ここウブドは、山の中で伝統芸能とアーティスティックな村です。 おとといは、バリで一番賑やかなビーチの街、クタに行ってきました。

バス会社のオフィスに置いてあったフリーペーパーをなにげに見ると、 バリ訪問国のNo.1はもちろんダントツの日本人で(170万人?)。 2番目が意外に台湾。そしてオーストラリア、イングランド、ジャーマニー、アメリカと続きます。

クタに着いた時、立ち並ぶお店と、狭い道路の渋滞にゲッときました。 一番の目的のバンコク行きのチケットを買い、街をブラブラしました。

波の高いビーチ沿いなので、サーフショップがかなりあります。 オーストラリア人の若者なんか、サーファーファッションが似合っていてカコイイじゃないですか。 それにしても、外国で見る日本人の金髪は変です。

夕方のバスの時間まで、クタのビーチで座っていました。
さっそく話しかけてきます。

「TATOOどう?」
「だって痛いじゃない」
「これペイントね」
「お金ないよ」
「10万ルピア(約1500円)。安いね」
「高い!今のホテル3万ルピア、食事は3000ルピアよ。」

と言うと、

「いくらならいい?」

と聞いてきます。下手に答えるとその金額で決着しそうなので、 許せる範囲の「1万ルピア」と答えました。

世間話しをしながらも、「5万、3万、2万」と値段は下がっていきます。 インドネシアはボスがいて、その下に彼らがいます。 ここも同じで、ボスに1ヵ月30万ルピア払うそうです。

その間にも、時計売りが来たり、マッサージのおばちゃんが来ます。
「マッサージ!マッサージ!」
「No!」
「なぜ?」
「元気!元気!」
と言ってポーズを取ると笑ってくれました。

結局そのTATOO屋には、「OK!1万ルピア」と言われてしまい、2週間もつという、 刺青ペイントを肩に書かれました。ヒンドゥーの、「グッドラック」という意味のマークでした。 「Thank you!」と言って彼が去り、また次の青年が来ました。

「コンニチワ。ドコカラキタ?ライターナイ?」

なかなかの日本語で話します。
サーフボードレンタルの青年でした。

「ハッパいる?」
「いらない」
「チョコレートやったことある?」
「ない」
「あれ最高ね。マッシュルームは?」
「ない」
「マッシュルームもいいね」
「ハッパみたいにクラクラするの?」
「もっとスゴイね」

そして、女の話しになりました。

「インドネシアでオンナ買った?」
「No」
「なんで、せっかく来たのに!日本のオンナノコかわいいね。でもなんで、みんなオッパイ小さいの?」
「知らんがな。インドネシアの女の子はいくら?」

と相場を聞くと、

「50万ルピア」
「バリ人が行くといくら?」
「5万ルピア」

と言っていました。
そんなバカ話しをしながら夕方まで海を見ていました。

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