この前は自転車を借りてサイクリングに行きました。

田んぼの中の小道を走っていると、時々子どもたちが「ハロー!」と声をかけてくれます。

頭にお供えを乗せたお母さんが赤ちゃんを小脇にかかえて、寺へ入ろうとしていました。 写真を撮ろうすると、立ち止まってにっこり笑ってくれました。

少し行くと小学校がありました。子どもたちが遊んでいたのでカメラを向けると、みんな集まってきます。 何か話しかけてきますが、よくわかりませんでした。

別の日には、歩いてジャランジャラン(散歩)していました。 壁にヒンドゥーの昔のレリーフが残っているというイエプルに行きました。

さっき行った、次から次へと日本人がガイドとともに訪れる、ゴアガジャとは違い、全然観光客がいません。 奥へと進み、レリーフのある所に着くとおばあさんがいました。

ビシュヌの神様へお祈りし、「ほら、あなたもお祈りしなさい」と言います。 神様へ触り、頭へ聖水をかけ、手に聖水を落としてそれを3回飲みます。 もう一度、神様に触り、お祈りして終わりました。

さっそく、「ほら、このレリーフを磨くのにお金がかかるのよ。お布施」と言います。 1000ルピア(15円)置くと、「少ないねー、5000ルピア」と言いますが、 「これで許してよ!」と笑って言うと許してくれました。

ガイドブックを見てみると、このおばあちゃんがレリーフの前に写っています。 本を見せて、「これ、おばあちゃん?」と聞くと、大笑いして、照れていました。

夕方、ネットをしていると、後ろからトントンと肩をたたく人。 振り返ると、トバ湖からブキティンギのバスでいっしょだったスイス人カップルでした。

その後、ジャカルタ、ジョグジャカルタと偶然に会い、バリの隣のロンボク島へ行くと言っていたので、 もう会わないだろうと思っていましたが、何かと縁があります。

もっと英語ができたら、話しも弾むのにと思いながら簡単な世間話をしました。

ふと外を見ると、頭に高くお供え物を乗せた女性がぞろぞろ歩いています。

数十人の長い長い行列で、最後尾でガムランの演奏をしています。 ネット代を払って、スイス人に挨拶して、走って写真を撮りに行きました。

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