今日、再び自転車を借りてサイクリングをしてきました。 少し走ると、ヒンドゥー衣装を来た人たちが集まっています。 近寄ってみると、お葬式のセレモニーのようです。 遠巻きに見ていると、青年が「こっち、こっち」しています。 近づくと、「見てもいいよ、写真もOK」と言います。 こっちのお葬式は、お金がかかるので合同で行うことが多く、 亡くなると穴に掘って埋めておき、お葬式の時に再び掘り出すそうです。 宿の村でも、僕が着く3日前まで、何年に一回のお葬式のセレモニーが終わったばかりだと言っていました。 見ていると、穴を掘っています。まわりを見渡すと、あちこちに掘り出したあとの穴がありました。 よく見ようと、ちょっと高くなっている土の所に乗って見ていましたが、周りの様子から、 どうやらこの足元にも埋まっているようです。 でも、バリ人もみんなこの上に座ったり、立ったりしていました。 ワイワイ言いながら男が数人で掘り出しています。 笑い声も出る和やかさですが、近くには、家族らしい女性が涙を流しながら見ています。 何が出てくるのかと思って、ドキドキしながら見ていました。しばらくして、頭が出てきました。 もう白骨化したものでした。それを水できれいに洗いました。 次に、布ごと引き上げられ、身体の骨が出てきました。 それらを洗い、花とともに、竹で編んだものにくるんで、 さらに白い布に包み、祭壇のような所へ安置しました。 本番は、28日にあると青年が教えてくれました。 そんな光景を写真に撮っていると、露出計が異常を示しました。 前にもおかしくなったことはあったのですが、最近は復活していました。 興味本位で、異国の観光客が見て、写真に撮って、「スミマセン」という気持ちになります。 心の中で、「合掌」。 クタを見て、海が恋しくなったので、ちょっと島に行ってきます。 |
お葬式の穴掘り場面、興味深いですね。なかなかにぎやかなバリ、うえぽん氏の写真が見たいです。 |
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