ようやく午後2時前に港に到着。
バスごとフェリーに乗って向かいに見えるバリ島へ渡りました。

この港の水は透明で、小魚がたくさん泳いでいるのが見えます。 フェリーの上は風が心地よく、ジャワ島側はハワイ島のような景色が広がり、 富士山のような大きい山が見えます。

1時間ほどでバリ島へ到着しました。まだ西の端っこで、全然賑やかさのない港周辺でした。 そこからさらにバスで走ります。

太陽が沈みだし、海岸沿いに見える夕陽は、これまで見た夕陽の中でも3本の指に入るくらいの素晴らしさでした。

港からさらに3時間弱走って、すっかり日が沈んだ7時半に、 ようやくデンパサールのバスターミナルに着きました。

ジョグジャでウブド行きのチケットを買っていたので、 どう乗り換えるのかドライバーに聞くと、「このバスはデンパサールまでで、その後は知らない」とのこと。

いやな予感がしていたのですが、まさに的中です。 少しドライバーに食い下がりましたが、どうしようもないらしく諦めました。 ただ料金はデンパサールまでと同じだったのが救いでした。

このバスターミナルが、ウブドまで行くベモ(乗合ワゴン)乗り場まで遠いのはわかっていたので、 タクシードライバー数人が盛んに話し掛けてくる中、「さぁ、この真っ暗の中どうしよう」と考えました。

デンパサールに一泊して、翌日ウブドに行くことも考えましたが、 町中から離れているため、宿があるあたりまでタクシーを使わないと行くのが難しそうです。

面度臭くなって、結局、20km離れたウブドまでタクシーで行く事にしました。 70000ルピア(約1050円)でした。

車の中で、「このまま変なところに連れて行かれたらどうしよう」と考えながらドライバーと話しをしていました。

ドライバーは、「ウブドの物価が一番高い。次がクタやサヌールだ」と言います。 安宿が見つかるか心配でしたが、ガイドブックに載っていた、 町中から少し離れた宿の近くで降ろしてもらいました。

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