宿は、一泊30000ルピア(約450円)で、トイレ・水シャワー、朝食が付いています。

町中から少し離れているため、静かないい所です。 カラフルな花がたくさん咲いた中庭を囲むように、2部屋1つづつ建物が立っています。 家族でやっているので、うるさいガイドもいません。

朝はニワトリや鳥の鳴き声、近所から時々聞こえてくるガムランの音楽が、 「バリ」の雰囲気を出しています。地元の人が食べる、安い食堂も見つけました。

ご飯におかずが数種類のっている、ナシチャンプルーが3000ルピア(約45円)で食べられます。 このぶっかけご飯はあちこちで食べていましたが初めて名前を知りました。

チャンプルーって沖縄にもある言葉です。そういえばこの島、どことなく沖縄な雰囲気も感じます。

翌朝、散歩していると、家の前、お店の前には10cm角ほどの竹で編んだ入れ物に、 お供えの花やお米など入れられて、あちこちに置かれています。

こんな朝早くに起きることはほとんどないので、新鮮です。 頭にお供えの果物などをのせた女性が普通に歩いています。 バリヒンドゥーの衣装を身に纏った人たちもあちこちにいます。

ウブドの町のど真ん中で、大きい儀式が行われていて、 その周りをカメラを持った観光客が取り囲んでいます。そんな風景が普通に見られるところでした。

昔ながらの宗教儀式を守っているバリですが、ダンスは、植民地時代に一時途切れたものを、 ヨーロピアンが再構築したと聞いたことがあって、見に行くかどうか迷っていたのですが、 宿の娘のアンが踊りをやっていて、「今日の夜に出演するよ」というのを聞き、 チケット代の50000ルピアがちょっと痛かったのですが、見に行くことにしました。

1時間ほど前に行き、最前列をなんとか確保。 続々と人が集まり、開演間近には立ち見もでるほどの盛況でした。 ただ、観客の8〜9割が日本人で、同じ日本人なのですが、かなり居心地が悪かった…。 ダンスは、正直イマイチでした。

観光客で成り立っているバリ島。宗教儀式やダンスなどあちこちで見ることができ、 雰囲気はバツグン。たしかに面白い。でもなんか素直に楽しめない。

ヨーロピアンが作り上げた島というのが、心にひっかかっているのか、 日本人の多さか、それとも興味の感覚が減っているのか…。

でも、いい所です。



「ダンスは正直イマイチでした。」っていう部分が正直な感想でうえぽん氏らしいです。 さあて、興味の感覚=好奇心の減退状態か?日本人の多さかに辟易しているのか? うえぽん氏のこの後はどうなるか???事故と病気に気をつけて…。

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