ジョグジャカルタはなかなか居心地のいいところでした。 人が行き来できるほどの狭い路地のツーリストエリアは静かで、 でもそこに住んでいる人たちの生活感がありました。

ブラブラしているとベチャ(自転車リクシャー)のおっちゃんが、「ベチャ!ベチャ!」と声をかけてきますが、 「Walk!Walk!」と言いながら、身振りで応えると笑って見送ってくれます。

近くのサークルKに入って買い物をレジに持っていくと、「どこから来た?東京?大阪?名前は?」と聞かれました。 コンビニで名前を聞かれたのはこれが初めてでした。

ジョグジャカルタから夜行バスでバリ島へ向かいました。午後2時に宿の近くを出発。

窓越しに見えたヒンドゥー寺院のプランバナンは、お金を払って見に行った時よりも存在感があり、迫力がありました。

途中、バスターミナルに止まりました。インドネシアも物売りが盛んで、止まるとすぐ物売りが乗ってきます。

食べ物、飲み物は当たり前で何人も同じ物売りが乗ってきます。 新聞売りは乗客のひざの上に新聞を置いて行き、買わなければ回収するというちょっと強引さ。

ギター弾きも必ずやってきて、ヘタな歌でお金をもらっていきます。

これが、地元の人は結構小銭を払ってあげているのですが、へタな上、 もらうのが当たり前っぽい態度が気に入らなくて、自分は一度も払いませんでした。 プロならもっと心に響く歌を歌えという感じです。

そして乗ったこのバスが、一応ベンツなのですが、古くて小さいゴキブリが多い上にトラブルが多い事。

一回目1時間の修理、二回目2時間の修理、翌朝パンクしてスペアがなかったようで、 7時から6時間待たされました。

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