ハワイに留学し、兄・真木蔵人にサンディビーチの岩場で教わったのがサーフィンを始めたきっかけとか。プロサーファーも顔負けの腕前で目下注目株のひとり。
 中学2年生の時、ハワイで初めて兄・蔵人と一緒にサーフィンしたのがこの世界に入るきっかけだったんだけど、最初はとにかくがむしゃらに波に乗る以外になかった。けれどプロを目指すことになったとき、つぎめなく押し寄せる波に対して、いかに素早く対処するかを考えなきゃならなかった。そうして出た答えは、フィジカル(身体)・トレーニングはもちろんのこと、メンタル(精神)・トレーニングで直感力を養うことがさらに大切だってことだった。そこでいざ実践してみたら、どんな波がきてもイメージ通りにカラダが反応して、波をスムーズに乗りこなせるようになったんだよね。それはクルマにもいえると思うけど、当然自分のイメージ通りに運転できた方がより快適なはず。だから、どんな道を走るときもスムーズに加速するヤツが一番ってワケ!
 ボードを積むからクルマはワゴンしか乗らないんだけど、これからのワゴンは室内が広いとか乗り心地がいいだけじゃなく、プロサーファーみたいになめらかな加速感が出せることも不可欠ってことだね。