−−では最後に、全員からひとことずつ。

サトシ　10年ぶりにレンジともできたんで、これからはツーバンをちょこちょこと、もうちょっと短期間で入れていけたら、もっと楽しくなっていくだろうなと思うし。そういうふうになっていくように楽しみにしてます。

RYO　今日は10年ぶりで、10年やってきたことを出せたらいいなと思って、気合入れてやって、渋谷で飲みたいと思います。

HIROKI　今日遊びに来てくれる人も楽しみにしていたと思うけど、単純に10年やってきて、今日は自分へのご褒美だと思って、楽しみたいと思います。

NAOTO　10年たってこのイベントができたんですけど、これが締めくくりではなくて、またここからどんどんと、モンパチとか沖縄の人たちとやっていけたらいいなという、スタート地点になればいいのかなと。あとはやっぱり、自分へのご褒美かなと。

HIROKI　それ、もう言ったから(笑)。

YOH　さっき、来てくれる人の気持ちの話が出たけど、そういう特別感もうれしいけど、もっと自然にいつも通りバーッとやってバーッと盛り上がって、そういう場が自然発生でもっとやっていけたらいいなって。今はまだギャップというか、オレたちもこういうことをなかなか実現できなかったので、これから頻繁にやっていけたらいいなと思うし、そのスタートになったらいいなと思いますね。

タカシ　マジ誘いが来た時に、とっても素直にうれしかったのがデカくて。ありがとうございますって感じなんですけど。これからもお互い面白いことを考えて、協力しあってできたらいいなと思うし、全然関係ないけど、○○(コザ内の地名)らへん通る時はいつも、みんないないかなって探してるんだけど(笑)。

全員　(笑)。

NAOTO　奇跡に近いじゃないですか(笑)。○○、広いっすよ。

タカシ　いそうなんだよ、普通に(笑)。まあそんな感じで、これからもよろしく。

キヨサク　最近自分なんか思うのは、沖縄も若いバンドで頑張ってる人たち多いさ。そこでウチらやレンジとかが底上げじゃないけど、面白いバンドを探して、東京とかに紹介して、もうそのぐらいの役割をやる世代になってるんじゃないかな？って、勝手に思ってますけど。そういうことをやりながら、ウチらも若いバンドたちと交流したいし、レンジも、ウチらともこんな感じで気軽にやって、どんどん先輩ともやって、若い人たちとも一緒にやってほしい。オレらも呼ばれた時うれしかったもん、県外に。CDも何も出してない時に、LOFTのイベントに呼ばれた時に、何かわからんけどテンション上がって、上野に行ってシャンプー買ったからね。

全員　(笑)。

NAOTO　なぜ上野(笑)。しかも新宿から遠いし(笑)。

キヨサク　しに(とても)安い！と思って。つまみとか、何か知らんけどしにいっぱい買ったよ。それぐらいテンション上がるんだよ。しにマシェリ安いわ、とか(笑)。そんな感じなんですよ。沖縄の人は、いちいち飛行機に乗らんと外出れないし、それが「音楽で東京行けるよ！」っていう、あの感覚は今もすごい覚えてるし。そういうのがどんどん広がっていけばいいなと。ウチらもそれでお世話になったし、恩返しができればなと。そしてぜひ、上野に。

NAOTO　マシェリを買いに(笑)。

キヨサク　（YAMATOに）はい。まとめてください。

YAMATO　まったくそんな感じで、ORANGE RANGEも沖縄で年々ライブ減ってるし、そこでもっと地元の底上げというか、先輩方を見習いながら、自分たちにできる範囲ですけど、いろいろやりたいし。実際僕らも、デビューした頃に日比谷で沖縄のイベントがあって、民謡の人たちと一緒に出させてもらって。「何でオレたち？」って、当時みんな戸惑ってたけど、実際先輩方がいたからできたことだし。そういったことをまず地元からやりながらの、本土に持って来て、何かしら若い人たちの力になるといいなと思ってます。

−−いい感じでした。ありがとうございました！

ORANGE RANGE

モンゴル８００僕の大好きな先輩

曲も人もやっぱり沖縄のアーティストで一番好き

改めてそう思えたイベントでした

１０周年のイベントはこうでなくちゃね！

ステージサイドでみていて「あなたに」のイントロが始まった瞬間。

毛穴は開くわ、涙がでるわ、鳥肌立つわ、汗出るわ、

なんかめちゃくちゃでした

あの日一番のイベントだった事は今でも語り継がれています！！　(NAOTO)

MONGOL800

Text●宮本英夫　Photo●中川有紀子（インタビュー、集合）