創業1912年(明治45年)4月1日。吉本興業は、吉本吉兵衛(泰三)・せい夫婦が、大阪市北区天神橋にあった天満八軒のひとつ「第二文芸館」を入手し、寄席経営の第一歩を踏み出すことから始まりました。
2012年4月1日、創業100周年を迎えます。
劇場で、番組で、イベントで。
吉本は100年もの間、大阪の笑いを発信してきました。
次の100年に向けて、舞台はさらに広がります。
人と人の心を、「笑い」でつなぐ。日本中の地域のひとつひとつから、果ては世界中にいたるまで。
一緒に笑い、喜び、盛り上がって、広げていくという目標をもって、次の100年へ向けスタートします。
まずは大阪から。大阪という地域を大切にしてきた吉本としては、当然のことです。
今後も吉本は、「笑い」を大阪から日本中の心に、さらに世界中の心に発信します。一緒に日本で二番目の街を、世界で一番面白い、元気な街にしていきましょう!

「大阪」で生まれ、人々の「笑い」に育てられた吉本興業の100年。
吉本興業は、その礎を築いてきた先人たち、そして大阪の街と全国の人々に感謝を込めて、ともに歩んできた100年を、吉本興業出発の地である大阪、そしてお笑いの聖地としての「なんばグランド花月」から、特別記念公演としてお送りいたします。「笑い」と「エンターテインメント」を武器に激動の時代を駆け抜け、日本の様々な歴史的事実に直面しながら困難と立ち向かい、夢と希望をもって挑戦し続け、笑顔で人々の心をつなげてきた吉本興業の100年間を月替わりの12本のお芝居にしてお送りする「吉本百年物語」をどうぞご期待ください。
