|
2007/3/8 |
|
UEFA、乱闘で5選手を処分へ |
|
欧州サッカー連盟(UEFA)は7日、ヴァレンシア対インテル戦(6日)の試合後に起こった乱闘について調査に乗り出し、両クラブや暴動事件に関わった選手に対して処分を科す意向を明らかにした。また、この乱闘で相手選手の顔面を殴り、鼻を骨折させたヴァレンシアのダヴィド・ナヴァーロが公式に謝罪した。
この試合ではスコアレスドローに終わり、アウェイゴールの差でヴァレンシアの準々決勝進出が決まったものの、試合後に両軍の選手たちが入り乱れる乱闘騒ぎに発展した。
そもそもヴァレンシアのマルチェナとインテルのブルディッソによる言い争いをきっかけに、マルチェナとダヴィド・ナヴァーロ(ヴァレンシア)がブルディッソに暴行を働いた。ブルディッソはダヴィド・ナヴァーロに顔面を殴られ、鼻を骨折。これに怒ったインテルの選手らがダヴィド・ナヴァーロを追いかけ回し、一方で一部のインテルの選手たちがヴァレンシアの控室に詰めかける騒ぎとなった。
この事態を重く見たUEFAは、関係者に事情聴取を行うなど調査することを明言。また、14日の規律委員会で両クラブと事件の当事者であるマルチェナ、ダヴィド・ナヴァーロ、ブルディッソ、コルドバ、マイコン(ともにインテル)5選手に対する処分を審議するという。
これに対しダヴィド・ナヴァーロは騒ぎから一夜明け、「僕の行為によって傷ついた全ての人に謝りたい」と自身の犯した過ちを公的に謝罪。「自分のしたことを恥ずかしいと思っているし、心から後悔している。チームメイトが暴行されていると思ったら、理性を失ってしまったんだ。これまでにこのような行為をしたことはなかったし、もう二度としないよ」と暴行を働いた経緯を説明した。また処罰が予想されることについても「処分は予想している。本当に後悔しているし、どんな処分も受け入れるつもりだ」とどのようなものでも受け入れる覚悟を示している。
|
|
|