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2007/2/23 |
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カタニア、異議申し立てが却下される |
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レガ・カルチョ(イタリアサッカーリーグ)の規律委員会は22日、カタニアのスタジアムの使用に関する異議申し立てを却下すると発表した。
今月2日のカタニア対パレルモ戦でサポーターの暴動により警官一名が死亡したことを受け、ホームのカタニアに対し今季の残りホーム開催試合を無観客あるいは中立地で行う制裁が下った。
これに対し、カタニアは暴動がスタジアム外で起こったことなどを根拠に処分を不服として異議を申し立て、罰金が5万ユーロ(約800万円)から2万ユーロ(約320万円)に軽減されたものの、スタジアムの使用に関する処分は当初のものが支持される格好となった。
また、この事件以降セリエA、Bを問わず安全基準に満たないスタジアムについては無観客で開催していたが、この日の内務省の発表により、新たに12のスタジアムについて無観客の処分が解かれることになった。
新たに観客を入場させての開催が認められたのはメッシーナ、モデナ、ベルガモ、エンポリ、フィレンツェ、レッチェ、リヴォルノ、ペルージア、ペスカラ、トリエステ、ウディネ、ヴェローナにある12のスタジアム。このうちメッシーナとモデナ以外は安全基準に関する要請を満たせば、年間チケット保持者のみ入場が認められることになる。
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