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2007/2/22 |
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UEFA、リール対マンU戦を調査へ |
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欧州サッカー連盟(UEFA)は21日、前日行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のリール対マンチェスター・Uについて調査を行うと発表した。調査の対象となるのはスタジアムの安全基準、ギグスのゴール、両チームのサポーターの行為の3点。
この試合は1-0でマンUが勝利したものの、いくつか問題が起こった。目撃者などの情報によると、アウェイのマンUサポーターがスタンドのわずかなスペースに過剰に詰め込まれ、その扱いに激怒した一部のサポーターがフェンスをよじ登ろうとしたところ、機動隊が催涙ガスを発砲して鎮圧した。しかし負傷者も出ていることから機動隊の過剰な反応も指摘されており、ホームとしてリールのスタジアムに関する安全の取り組みに不備がなかったか調査するという。来月23日に行われる規律委員会で処分を決定する見通し。
また、決勝点となったギグスのFKに関しても、リールから抗議文が送られたことを受け23日に審議することになった。リールはFKの歳GKが壁となる選手に指示を送っているにもかかわらず、ギグスがシュートをしたことを問題としている。
UEFAのスポークスマンは2週間後に第2戦を控えていることからギグスのゴールに関しては早急に結論を出すと明言。「(審議の)日付が異なるのは一つが技術的なミスだからであり、異議申し立てが認められれば、再試合もあり得る。2週間後には(第2戦の結果によって)次のラウンドに進むチームが決まるのだから3月22日よりも早く結論づけなければならない」と、裁定によっては再試合の可能性も示唆した。
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