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2007/2/21 |
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ラーション「マンUと契約延長するつもりはない」 |
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20日、マンチェスター・Uに3カ月の期間限定で移籍中の元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション(35)が契約終了をもって、母国のヘルシンボリに戻る意向を明らかにしたことが分かった。
3月12日までの短期契約ながらマンUで存在感を示すラーションに対して、周囲からは契約延長を望む声も強かったが、当初の予定どおり母国に戻ることに決めたようだ。
「残留のチャンスを与えられ、嬉しくないわけないし感謝もしている。だけど他にも考えなければならないことがあるんだ」と語ったラーション。「スウェーデンのリーグは4月にスタートするからそれまでに帰らないと。だからチームにいるのは3月12日までだ」と契約延長しない意向を明らかにした。
またラーションはマンUでの経験について「僕にとっては素晴らしい冒険だった。1月にチームにやってきて3月に母国に戻る。これ以上のことは何もないよ」と幸せを噛みしめた。
一方、ヘルシンボリのフレドリン会長は「(ラーションの復帰を)全く疑っていなかった。彼は3月12日に戻ってくるべきだからね」と満足した様子。さらに「これは初めから明らかになっていたことだ。我々にもたくさんのファンがいるし、彼らもラーションの復帰を願っている。それに我々にはスポンサーに対する多くの責任がある。なぜ彼を移籍させたのかと言えば、彼が3月12日戻ってくると確信していたからだよ」と、最初から期限が決まっていた移籍なことを改めて強調した。
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