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2007/2/16 |
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ミランとインテル、本拠地でのCL開催OK |
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欧州サッカー連盟(UEFA)は15日、ミランとインテルに対し、本拠地ジュゼッペ・メアッツァ(サンシーロ)でのチャンピオンズリーグ(CL)の開催を承認すると発表した。
国内リーグ戦でサポーターによる暴動で警官一名が死亡する事件が起こったイタリアでは、現在新たに制定した安全基準に満たないスタジアムでは無観客とするなどの厳しい措置がとられており、ミランとインテルはCLに関して一時は他のスタジアムで開催する案も挙がった。
しかし、ミランは先週、入場口に回転バーを設置するなどリーグ戦開催に合わせ急ピッチでこの問題に取り組み、11日のリヴォルノ戦では年間チケット購入者のみ入場が認められていた。
CLでも観客を入れての試合開催が認められたものの、ただし観客数に関する上限が設けられている。21日のインテル対ヴァレンシア戦はチケット3万6000枚を上限にアウェイのヴァレンシア側には1800枚が割り当てられる。一方、来月7日のミラン対セルティック戦について全体の観客数は確定していないが、セルティックのサポーターには4500枚が割り当てられる見通しだ。
また、イタリア政府はパルマとレジーナに関しても安全面での基準をクリアしたことを受け観客を入れての開催を認めた。両チームとも今週末のリーグ戦から観客の入場が可能だが、レジーナのオレステ・グラニッロについては年間チケット購入者のみが対象となる。
この他、ナイトゲーム禁止も撤回され、早ければ24日の試合より再開される事に決まった。
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