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2007/2/15 |
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エトーとロナウジーニョが和解?両者が抱擁 |
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バルセロナは14日、カメルーン代表FWエトーの出場拒否からライカールト監督やロナウジーニョを巻き込む騒動へと発展した件で、一連の問題が解決したことを明らかにした。
11日のサンタンデール戦でチームは2-0と勝利を収めたものの、ライカールト監督が試合後に行われた会見でエトーが途中出場を拒否したことを明らかに。その上、ロナウジーニョまでもが個人的なことよりチームのことを一番に考えるべきと発言していた。これに対しエトーが13日の会見でライカールト監督とロナウジーニョを痛烈に批判するなど怒りを爆発させたことで騒動が一層大きくなってしまう。しかし、こうした状況にキャプテンのプジョルらが解決に乗り出し、最終的には和解に至ったようだ。
エトーとロナウジーニョは、この日の練習開始前に和解の印として抱擁したが、会見に臨んだプジョルによると、そもそもの原因は誤解によるものだという。
プジョルはまず「チームのもう一人のキャプテンでもあるチャヴィと相談した上で、ロナウジーニョとエトーと話した。お互いしっかり話し合うことが重要だと思っていたからね」と当事者による話し合いが行われたことを明かし、「そもそもの原因はロニー(ロナウジーニョの愛称)のコメントが誤って解釈されたことだったんだ。今日、彼らは顔を合わせ、ロニーがエトーを批判する気はなかったことがはっきりした。同様にエトーもライカールトと何ら問題はない。今は問題が解決されたと断言できるよ」と双方の誤解も解け決着を迎えたことを明言した。
また、「みんなは控え室に時限爆弾があると思っているみたいだけど、それは真実じゃない。ライカールトはチームをしっかりコントロールしている。エトーも他のメンバーとの関係は良好だし、チーム内の雰囲気も良い」とチーム内には全く問題がないと強調。さらに「控え室から一歩出れば、別々になることもあるかもしれないけど、控え室では問題ない。これから難しい試合が控えているから僕たちは100%一致団結する必要がある」と、タイトルを獲得するためにもチーム一体となることの必要性を説いた。
エトーはサンタンデール戦で出場拒否したことについて、ピッチに立つための準備がまだ十分ではなかったと理由を説明している。
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