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2007/2/14 |
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エトー、ライカールト監督の発言に反論! |
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13日、バルセロナのカメルーン代表FWサミュエル・エトー(25)がライカールト監督の試合出場を拒否したとの発言に反論した。
11日のサンタンデール戦で、ライカールト監督により途中出場を拒否したことが明らかになったエトーだが、2日間の沈黙を経てついに口を開いた。
エトーは「記者会見で僕が試合の出場を拒否したなんて言うのは、悪い人間のすること。そういったことは面と向かって僕に言うべきことだ。彼ら(監督たち)は好きなように言えるが、僕はこれまでもチームメイトに対して責任を果たしてきた。本当のことを知りたければライカールトに聞いて欲しい」と逆に監督を批判。
さらに同試合で2得点の活躍をみせたロナウジーニョが「軽率な行動だった」とエトーの行動を批判したことに対しても、「『チームのことを第一に考えなくてはならない』と言う人間こそチームのことを考えるべき。僕はいつもチームのことを一番に考えているし、お金は二の次だと思っている」と厳しい口調で反論した。
また、エトーはラポルタ会長と敵対する人間が今回の件に関してメディアを扇動していると感じているようで、地元メディアは同会長と敵対しているロセル副会長のことを指しているとみている。「僕は関係ない争いに巻き込まれたんだ。バルセロナには二つの派閥がが存在する。僕はそういった所から集中砲火を浴びているんだ」と板挟みになっていることを強調した。
今回の件についてラポルタ会長がエトーと話し合い、試合を拒否した経緯を確認したという。同会長はマルカ紙に対して「エトーは(故障していた)膝のアップがまだ十分ではないと感じ、慎重を期したようだ。彼がプレーを拒んだというのは根拠がない話しだ」と語り、ライカールト監督とエトーの誤解によるものだとしている。
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