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2007/2/13 |
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ミラン、CLは本拠地で開催へ |
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来月7日に開催予定のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント第2戦ミラン対セルティック戦が、予定どおりミランの本拠地ジュゼッペ・メアッツァで行われる見通しが明らかになった。12日、UEFA(欧州サッカー連盟)のガイヤール・スポークスマンが明かしたもの。
今月2日に起こったカタニア対パレルモ戦での暴動事件を受け、ミランは、イタリア政府が急遽決定した安全基準に満たないスタジアムでは無観客で行うとの取り決めにより、セルティック戦に関しても無観客か他のスタジアムでの開催を強いられていた。ところが、クラブはすぐにスタジアムの改修に乗り出し懸念されていた入場口にも回転バーを設置。これにより安全面の問題もクリアとなり、11日のリヴォルノ戦では年間チケット購入者に限られたものの、なんとか無観客での開催を免れた。
こうしたクラブの対応を受けガイヤール・スポークスマンは「イタリアサッカー連盟から公式的な見解は届いていないが、昨日の件はとても良い予行演習になった。(リヴォルノ戦は)装置を設置したばかりで年間チケット購入者のみの入場となったが、今後は装置の数ももっと増えるだろう」とクラブ側の対応を高く評価。さらにセルティック戦に関して「個人的には通常どおり観客を入れて開催するとみている」と、通常開催の意向を示した。
イタリアでは試合中にスタジアム外で起こった暴動事件で警官一名が死亡したことを重く受け取り、安全基準の規制を強化。そのため11日のセリエAでは4試合が無観客で開催され、今後も安全が確保されないスタジアムに関しては無観客で開催されることが決まっている。
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