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2007/2/7 |
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リヴァプールが米国大富豪と売却に合意! |
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イングランド・プレミアシップのリヴァプールは6日、米国大富豪のジョージ・ジレット、トム・ヒックス両氏とクラブの売却に関して合意したと発表した。買収額は一株当たり5000ポンド(約120万円)で、クラブが抱える負債なども含めると総額は2億1890万ポンド(約519億円)に達するという。
これに伴いこれまで会長を務めていたデイヴィド・ムアーズ氏は終身名誉会長に就任し、リック・パリーCEO(最高経営責任者)も留任する。
パリーCEOは「これはリヴァプール、サポーター、そして株主にとって素晴らしいことであり、今日が新時代の幕開けとなる」とコメント。一方共同でオーナーとなったジレット、ヒックス氏の両氏も「リヴァプールは輝かしい歴史と熱狂的なファンを持つすばらしいクラブ。我々はこのクラブの他に類をみない伝統やすばらしい歴史を賞賛し、今後も尊重していくことを100%約束する」と、これまでの方針を基本的に持続していくことを強調した。
また、両氏は予定している新スタジアムの建設についてもバックアップを約束し、完成した際にはネーミングライツの販売も検討していることを明らかにした。
リヴァプールは先月までUAE・ドバイの政府系投資会社であるドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)と買収の交渉を行っていたが、合意に至らなかった。
今回買収に乗り出したヒックス氏とジレット氏はともにNHL(北米アイスホッケーリーグ)のチームのオーナーを務めており、ヒックス氏はさらにMLB(メジャーリーグベースボール)のテキサス・レンジャースも所有している。
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