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2007/2/5 |
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無期限延期のセリエA、2週間後にも再開か? |
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2日に行われたカタニア対パレルモ戦でスタジアム外で起こった暴動を受け、無期限でリーグ戦延期となったセリエAが、2週間後に再開する可能性が浮上した。
4日、イタリアオリンピック委員会(CONI)のペトルッチ会長が明かしたもので、同会長は無観客で行うことを条件に2週間後のリーグ再開を提案。「明日行われるジョヴァンニ・メランドリ(同国スポーツ相)との話し合いで我々の案を議論しなければならない。再開するためには方策を見つけ出さなければならず、(再開が)いつになるかは我々にも分からない。2、3週間で決まるかもしれないが、まずは政府と話し合ってからだ」と、リーグ戦の再開に慎重な構えをみせつつも、早期再開の可能性も仄めかしている。
シチリアダービーと呼ばれるこの試合で試合中に観客から発煙筒や爆竹が投げ込まれる騒ぎとなり、またスタジアム外でも暴動に巻き込まれた警官一名が爆発物によって死亡する大惨事に。事態を重くみたイタリアサッカー連盟(FIGC)は、すぐさま3日と4日に行われる第22節の残り9試合の中止を決定し、安全面に関して抜本的な解決策が見つかるまで無期限でリーグ戦を延期すると発表していた。
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