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2007/2/2 |
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元レアル監督「ロナウドを放出するべきではなかった」 |
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移籍金750万ユーロ(約11億8000万円)でレアル・マドリードからミランに移籍した元ブラジル代表FWロナウド(30)について、1日、かつて同クラブの指揮を執ったヴィセンテ・デル・ボスケ氏が「ロナウドを放出したのは間違いだ」と指摘した。
同クラブを離れる2003年までにリーグとチャンピオンズリーグを2度ずつ制覇するなど輝かしい成功を収めたデル・ボスケ氏。皮肉にもレアルは同氏を解任して以後タイトルから見放されている。
そんな古巣に対し、デル・ボスケ氏はマルカ紙のインタビューで「ロナウドは今もレアルに必要であり、彼をチームに融合させた方が良かったと思う。それほど多くのストライカーがチームにいるわけではないからね」と、前線のコマ不足を理由にロナウドを放出するべきではなかったと主張。さらに「彼は生まれながら、ストライカーとして全てを兼ね備えた選手なのだから、戦力外にするより控え室で結束させるべきだった」と続けた。
今シーズン前に手術した影響もあり出場機会が激減したロナウドは、カペッロ監督から戦力外を伝えられ、ミランへの移籍を決断した。
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