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2007/2/1 |
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バイエルンがマガト監督を解任 |
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不振に喘ぐバイエルンは31日、成績不振を理由にフェリックス・マガト監督を解任し、後任に前監督のオットマー・ヒッツフェルト氏(58)を招聘すると発表した。
前日に下位のボーフムを相手にホームで痛恨のスコアレスドローに終わり、首位ブレーメンと勝ち点8差の4位と優勝争いから一歩後退したバイエルン。さらにこのままでは来季のチャンピオンズリーグ出場権(3位以内)の獲得さえ失いかねない状況に危機感を募らせたクラブは、昨季まで2シーズン連続でリーグと国内カップの二冠に導いていた功労者のマガト監督を解任。代わりとして同監督が2004年に就任するまでチームを率い数々のタイトルを獲得した名将ヒッツフェルト氏を任命した。
バイエルンのルンメニゲ会長は「我々は来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得するためにチームを立て直さなければならなかった」と監督交代を決断した理由を説明している。
ドイツ一の名門を誇るバイエルンだが、今季柱のバラックが去ったチームは迷走を続け、ウィンターブレーク後の2試合で奪った勝ち点はわずか1。ボーフム戦後にはマガト監督が「今はタイトルのことを話すときではない。それよりも2位、もしくは3位を確実にしなければならない」と、優勝を早くもあきらめてしまったかのような弱気な発言をするなど苦しいチーム状況が浮き彫りとなっている。
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