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2007/1/31 |
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ロナウド、ミラン移籍が正式決定! |
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ミランは30日、レアル・マドリードから元ブラジル代表FWロナウド(30)を獲得したと発表した。契約は2008年6月末日までの1年半。
合意へ焦点となっていた移籍金は、ミランのガリアーニ副会長によると750万ユーロ(約11億8000万円)、ミランが今季もしくは来季にチャンピオンズリーグの出場権を手にした場合にはさらに50万ユーロが(約7800万円)がレアル側に支払われるという。マドリードでの交渉を終えた同副会長は、報道陣に対して「トップクラスの選手の契約としてはとても満足行く内容だ。ミランがチャンピオンズリーグの出場権を獲得し、(レアルに)800万ユーロ(約12億6000万円)全額を支払えることを楽しみにしている」と契約内容を明かした。
ロナウドは1997年から2002年までミランのライバル、インテルにも在籍しており、両クラブでプレーする10人目との選手となる。
2002年にインテルからレアルに加入以来、104得点を記録したロナウドだが、今季はカペッロ監督の就任以後移籍の噂が絶えなかった。同監督が新たに加入したファン・ニステルローイをレギュラーに起用する一方で、ロナウドはW杯後に膝を手術し出遅れたこともあって出場機会が激減。さらに同選手のコンディションがなかなか仕上がらない状況を見兼ねた指揮官がロナウドを戦力外とする方針を固めた。
一方のロナウドもマドリードを発つ前に「僕を応援してくれた全てのファンやチームメイト、そして一人を除き他のコーチにもお礼を言いたい」と暗にカペッロ監督をチクリ。「僕としては、監督に対してなんの問題もなかったんだ。だが、彼の方が僕を望まなかった。僕もプロだし、プレーを続けたかったので新天地を探すことにしたんだ」と、移籍を決断した理由に監督との相違を挙げている。
またスペインのメディアによると、レアルはロナウドとの入れ替わりでミランのFWリカルド・オリヴェイラを半年間のレンタルで獲得することが濃厚のようだ。
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