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2007/1/17
ドイツに激震、ダイスラーが現役引退を表明
 バイエルンのドイツ代表MFセバスチャン・ダイスラー(27)が16日、度重なる膝の故障などを理由に現役引退を表明した。
 ダイスラーは記者会見で「自分の膝の状態を信用できなくなった。長い間、これは試練だった」と振り返り、「もはや、(サッカーを)楽しんでやれるレベルではなくなった。中途半端な状態では続けたくはない」と、わずか27歳で引退を決意した理由を明らかにした。
 このニュースを聞いたドイツ代表のレーヴ監督は「彼のような才能豊かな選手がこのような終わり方を強いられるとは本当に残念でならない」と早過ぎる引退を惜しんでいる。また、クラブのヘーネスGMも「私には彼(ダイスラー)の決断が全くもって理解できない」と強い口調で話し、「将来的にもし戻ってきたくなったら、いつでも戻ってきて良いよ」と、ダイスラーに現役復帰の可能性も残した。
 ボルシアMGで18歳の若さでトップデビューを果たしたダイスラー。その類い希な才能から次世代のドイツを担う選手と当時から大いに期待を集め、特にその右足から放たれる正確無比なキックはしばし対戦相手の驚異の的となった。
 しかしその一方で、度重なる怪我に悩まされた。特に右膝は、手術をすること5回。また、周囲の期待が逆にプレッシャーとなりうつ病にかかるなど長期離脱を繰り返し、主力として活躍が期待されたW杯も02年と06年ともに怪我で棒に振った。結局ダイスラーはブンデスリーガ135試合出場18得点、また代表36試合出場3得点と、その才能を十分に発揮しきれないままグラウンドに別れを告げることになった。
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