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2007/1/16 |
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MLS、ベッカムの早期移籍を否定! |
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ロサンゼルス・ギャラクシーへの早期移籍が報じられているレアル・マドリードの元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム(31)について、米国MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏は15日、一連の報道を否定した。
スペインメディアによれば、同氏の発言として「レアルとの契約が切れる6月以前にベッカムを連れてくるために違約金を支払うことは困難なため、彼の弁護士が友好的に退団できるよう働きかけている。MLSもギャラクシーもすぐにでも彼を連れてこようと全力を尽くしている」と、あたかもMLS側がベッカムの早期獲得を希望しているかのように報じられていた。
ところが、ガーバー氏は同日に声明を発表し「デイヴィッド・ベッカムは、契約がある6月30日まではレアル・マドリードの選手である。特別なことがない限り、我々はレアル・マドリードとの契約が満了する今夏にデイヴィッドを迎えることを待ちわびている」と、ベッカムの加入は予定どおり今季終了後になることを強調。さらに、「現在、私はメキシコにいるため、1月13日の午後からジャーナリストとは一切話していない」と続け、スペインメディアの報道は事実無根だとしている。
ベッカムは先週、ロサンゼルス・ギャラクシーと5年総額約300億円にも上るといわれる契約を結んだが、この発表を受けてレアルのカペッロ監督は、今後同選手を起用しないことを明言。またクラブのカルデロン会長も「この数カ月、ベッカムには振り回されてばかりだった」とベッカムを非難しており、去就が決まってもしばらくはベッカムのニュースがメディアを賑わせそうだ。
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