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2007/1/12 |
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ベッカムがレアル退団を決意、来季から総額300億円でMLSへ |
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11日、去就が注目されていたレアル・マドリードの元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム(31)が、今季終了後にMLSのロサンゼルス・ギャラクシーに5年契約で移籍することが決定した。メディアによると、ベッカムへの報酬は総額1億2800万ポンド(約300億円)に上るという。
ベッカムは声明で「今週、レアルから契約を2年延長するのかどうか決断を求められた。マドリードに残るか、英国もしくは欧州の他のクラブに移籍するのかといったいくつかの選択肢について、家族や関係者と話し合った結果、今年8月からロサンゼルス・ギャラクシーでプレーすることを決めた」と移籍を発表。「サポーターやマドリードの人々にはお礼を言いたいし、ここでは素晴らしい時間を過ごせたと思っている。だからこそこの決断とても難しいものだった」と続けた。
また、ベッカムは移籍を決断した理由について「34歳になってから(MLSに)行くのは嫌だった。人々から『どうせお金だけが目当て』と言われるだろうからね。僕は米国のサッカーをもう一つ上のレベルにしたいんだ。米国は誰もが考えている以上にさらに成長する可能性を秘めていると思う」と、新しいチャレンジを強調し、「米国には素晴らしいスポーツがたくさんあるし、多くの子供達がアメリカンフットボールやバスケットをするけど、その状況を変えたい」と意気込みを語った。
2003年にマンチェスター・Uからレアルに加入したベッカムだが、移籍後はタイトルに全く縁がない。メディアにレアルに移籍してきたことを後悔していないかと尋ねられたベッカムは、「後悔?僕は自分の人生やこれまでのキャリアを全く後悔してないよ」と語った。
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