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2007/1/10 |
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レアル幹部がチームのテコ入れを示唆 |
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9日、レアル・マドリードのスポーツディレクター、プレドラグ・ミヤトヴィッチ氏がここ数試合の無様な内容を踏まえ、チームのテコ入れ示唆した。
最近4試合で3敗と調子を崩している状況から同日にはカペッロ監督と同スポーツディレクター、カルデロン会長のトップ3人よる話し合いが行われたという。ミヤトヴィッチ・スポーツディレクターは地元TVで「クラブ内部の規律、体制をいくつか見直すつもりだ。選手にはプロとしての意識と責任をもっと要求していく」と、不振脱出へ選手の意識改革に着手することを明らかにした。
カルデロン会長が就任して以来、1億ユーロ(約155億円)近くの大金を投じ新戦力を8人獲得したレアルだが、今のところはそれが実を結んでいるとはいえない。順位こそ3位を維持しているものの、2006年最後の試合レクレアティーヴォ戦で0-3と全くいいところなく完敗、ウィンターブレーク明け最初の試合となったデポルティーヴォ戦でも0-2で敗れるなど好不調の波が激しい。
ミヤトヴィッチ・スポーツディレクターは「我々は慢性的な問題を抱えている。人々の間ではロナウドやロビーニョに関することばかりが話題となるが、それが問題ではない」とチームが抱える問題の大きさを示唆。その一方でカペッロ監督に対しては「カペッロにとっては、こういった危機的状況は初めてのことではない。だからきっと上手く対処してくれるはずだ」と信頼を強調し、「6月には我々が優勝していると信じている」と締めくくった。
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