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2006/12/25
チェルシーが路線変更? アブラモヴィッチ氏が補強費縮小を示唆
 2003年にチェルシーのオーナーとなって以来、潤沢な資金で大枚をはたいて多くの選手を獲得してきたロシア人のロマン・アブラモヴィッチ氏が、今後は従来よりも補強費を控え、その変わり育成に力を注ぐ方針を示している。
 アブラモヴィッチ氏が24日付のオブザーバー紙に語ったところによると、「我々の戦略は、大きな投資をしているアカデミーから選手たちをトップチームへと引き上げることだ。そしてそれが結果に繋がることを希望している。これからは移籍市場での投資は控えていきたい」と、従来とは路線を180度変更を示唆した。
 また、同氏は「私はチームの選考に関して関与はしていない。補強に関して全く口を挟んでいないとは言えないが、私の役割は監督のそれと比べるとさほど重要ではないんだ。たとえて言うなら、監督が欲しくない選手を私が一方的に押しつけるなんてあり得ない。それではチームがうまくいかないからね」と、チーム作りに関してもほとんど口を出さないことを強調。3000万ポンド(約63億円)で今季獲得したシェフチェンコについても「どんな選手であれ、全てはクラブの方針で契約している。それはシェフチェンコも一緒だ」と、オーナーの独断で獲得したとの噂を否定した。
 クラブを買い取ったのは道楽であり、最終敵には興味をなくしてしまうのではとも揶揄されたアブラモヴィッチ氏だが、「私を知る人々が1度か2度プレミアシップのタイトルを勝ち取れば飽きてしまうだろうと言っていた。でも本当のところは2度優勝しているとはいえ、私は去年、あるいはその前よりも特別なシーズンだと感じ、いっそう興奮している」と、クラブに対する愛情を示している。
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