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2006/12/21
セリエA インテルが破竹の10連勝
 イタリア・セリエAは20日、第17節の全10試合が行われ、首位のインテルは退場者を出しながらも苦手のラツィオを2-0で下し、リーグ戦の連勝を10に伸ばした。
 10年以上も白星がない鬼門の敵地オリンピコでラツィオ戦に臨んだインテル。39分、クレスポのラストパスからカンビアッソがゴールに叩き込んで先制するものの、前半ロスタイムにはオフサイドの判定に不満のイブラヒモヴィッチがボールを蹴り出し、この日2回目の警告で退場処分となってしまう。10人となったインテルは、後半ラツィオの反撃の前に何度もピンチを迎えたものの、相手DFオッドの強烈なボレーにもGKジュリオ・セザールが好守でゴールを許さない。すると終了5分前にフィーゴのクロスにマテラッツィが頭で合わせて追加点。これで勝負を決めた。
 2位のローマは、アウェイでトリノと対戦。25分にトッティのシュートを相手DFが手で止めPKを得るが、トッティのシュートはGKに阻まれてしまう。それでもこのハンドで相手が10人となったため、その後もローマが試合のペースを握ると、37分にはマンシーニのシュートのこぼれ球にトッティが詰めて先制する。さらに80分にもマンシーニが決めてリードを2点に広げたローマは、終了間際に1点を返されたものの、2-1でトリノを退けた。
 一方、下位に低迷するミランはカカーの2得点にジラルディーノもゴールを挙げて3-0とカタニアを一蹴。久しぶりの白星で13位に浮上した。
 この他、3位パレルモはアスコリを4-0と粉砕し、フィオレンティーナもエースのトニの2得点でカリアリを2-0で退けた。
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