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2006/11/22 |
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CL セルティック、中村の決勝弾で決勝T進出が決定! |
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は21日、グループリーグ第5節の8試合が行われ、グループFではセルティックが中村の決勝ゴールで強豪マンチェスター・Uを1-0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。
ホームのセルティック・パークにマンUを迎えたセルティック。今やチームの顔となった中村はこの日も先発出場、前回のアウェイでの対戦に続いてゴールを決め、その存在を改めて示した。序盤から自力で勝るマンUがアウェイにも関わらず試合の主導権を握り、まずはサハが挨拶代わりのシュートで相手GKを襲う。30分にはCKからルーニーがボレーで狙ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。その後もマンUがクリスチャーノ・ロナウドらにチャンスが訪れる一方で、セルティックは攻め込まれながらもなんとか無失点で耐え凌ぐ。
迎えた81分、セルティックにFKのチャンス。中村の蹴ったFKは弧を描いてゴール右上に突き刺さった。先制を許したマンUも終了間際にグラヴェセンのハンドでPKと同点のチャンスを迎えたが、サハのシュートはGKに阻まれ万事休す。結局少ないチャンスを得点に繋げたセルティックがこのまま逃げ切った。この結果、マンUと勝ち点9で並んだセルティックは当該成績により首位に立ち、グループ2位以内が確定した。逆に開幕3連勝から一転、まさかの2連敗となったマンUは、この日コペンハーゲンを3-1で退け勝ち点7とした3位ベンフィカと、グループリーグ突破を賭け、最終節で直接対決することになる。
また、グループHでは勝ち点10で首位に立っているミランがAEKアテネに0-1で敗れたものの、決勝トーナメント行きを決めた。もう1試合のリール対アンデルレヒトが2-2で引き分けに終わったため、AEKアテネが勝ち点7で2位に浮上。リールは勝ち点6でグループリーグ突破に望みを繋いでいる。
一方、CSKAモスクワ、アーセナル、ポルトの三つ巴なのがグループG。ハンブルガーSVをホームに迎えたアーセナルは先制点を許したものの、後半にファン・ペルシー、エブエ、バチスタがゴールを決めて、3-1と逆転勝ち。また、モスクワで行われたCSKAモスクワ対ポルトはアウェイのポルトが2-0で勝利を収め、勝ち点を10に伸ばしたアーセナルとポルトが混戦から一歩抜け出した。
すでに決勝トーナメントに進む2チームが決まっているグループFでは、レアル・マドリードとリヨンが首位通過を賭けた直接対決。敵地で敗れたリベンジを果たしたかったレアルだが、前半30分頃までに2点を許す苦しい展開で、その後ディアラとファン・ニステルローイのゴールで2-2と追いついたが、これが精一杯だった。
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