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2006/11/17 |
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ファン・バステン監督、セードルフのパフォーマンスに満足 |
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15日のイングランド戦で約2年ぶりに代表復帰をミランのオランダ代表MFクラレンス・セードルフ(30)について、同代表のマルコ・ファン・バステン監督はそのプレー内容に合格点を与えている。
これまで所属クラブで高いパフォーマンスを示しながらファン・バステン監督就任して以来代表から遠ざかっていたセードルフ。ファン・バステン監督はその理由について、同選手がこれまで指揮を執った監督のもとで結果を残せなかったことと、チームが新しい方向へと進んでいることを理由に挙げ、今後も招集する考えはないと語っていた。しかし、MFスナイデルが怪我で離脱したため急きょ招集されると、先発で起用されたセードルフは積極的に持ち味の攻撃力を披露した。
ファン・バステン監督はセードルフのプレーについて「彼がこのチームを引っ張ってくれるなんて予想もしていなかったが、チームに貢献しようと努力してくれた。いくつか良いプレーがあったけど、その逆もまたあった。でもそれがフットボールというもの」と、満足そうに振り返った。
また、同監督はW杯後終了後に代表引退したMFコクの後を継ぐ候補のうちの一人と、セードルフに対する評価を改めたようだ。「クラレンスは中盤で、左でも右でもプレーできる。ファン・デル・ファールトとスナイデルもこのポジションでは良いプレーをしてきているし、3人ともタイプが異なるプレーヤーだ」と語っている。
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