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2006/11/6 |
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セリエA ミランがアタランタ相手に黒星 |
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イタリア・セリエAは4、5日で第10節が行われ、ミランがアタランタに0-2で敗れた。また、首位を分け合うインテルとパレルモはともに勝利を収め、勝ち点24で並んでいる。
今季4勝3分2敗で14位タイとなかなか上位浮上のキッカケが掴めないミラン。敵地に乗り込んだが、この日も前半から圧倒的に試合を支配しながら、なかなか得点が決まらない苦しい展開。すると50分、GKのロングパントからドナーティがヘディングで繋ぎ、ヴェントラが鮮やかなボレーでネットを揺らして、アタランタが先制する。対するミランもピルロがFKを直接狙うが、GKの指先に阻まれてしまう。結局試合終了間際にもソンチンに追加点を許したミランは、格下アタランタに不覚を取った。
この敗戦で順位も16位と下がってしまったミランのアンチェロッティ監督は、レフェリーがボネラとグルキュフに対するPKを見逃したとして怒り心頭の様子。「これで今シーズン3度目か4度目だ。ミランが目の敵にされているのかは分からないし、チャンスを作れているからこそ、ああいったことが起こると考えたい。しかしそれでもあまりに多すぎる」と、判定への不満をぶちまけた。
一方、首位タイのインテルは、ホームにアスコリを迎え、41分にサネッティのゴールで先制すると、53分にはフィーゴのクロスがアスコリDFのオウンゴールを誘ってリードを広げる。インテルはこのまま逃げ切り、2-0で勝利を収めた。
サンプドーリアと対戦したパレルモは、35分にコリーニのゴールで均衡を破ると、70分にもザッカルドが加点し、2-0で退けた。
また、ローマは先制を許すも、デ・ロッシのゴールで追いつくと、後半にもブラジル人MFタッデイが2点を加え、3-1で難敵フィオレンティーナを撃破した。
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