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2006/11/1 |
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ラウール、クラブのカッサーノに対する処分を支持 |
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レアル・マドリードのスペイン代表FWラウール(29)は31日、FWアントニオ・カッサーノがカペッロ監督を侮辱したとして謹慎処分を受けたことについて、処分を下したクラブに理解を示した。
カッサーノは28日のヒムナスティック戦で、ベンチ入りしたものの結局出場機会が与えられなかったことに不満を募らせ、ローマ時代の恩師でもあるカペッロ監督を侮辱。現地メディアによればカッサーノが「俺は先発でプレーするに値するはずだ。あんたは恥知らずだ。ローマでは俺があんたのために尽くしたというのに、これがそれに対する仕打ちか」と、指揮官に盾突いたという。
これに対して、ラウールはマルカ紙で「これはクラブの問題だけど、その中でもルールが存在することは、誰もが受け入れなければならないこと。僕たちは他の選手のために一生懸命頑張らなければならないし、謙虚になって同じ目的のために働かなければならない。それに偉大なクラブの一員であるという自覚を持つ必要がある」と、カッサーノの行動を批判し、クラブの処分を支持した。
また、先日カルデロン会長より明らかになった1-0で敗れたヘタフェ戦後に自らがチームの不振の責任を取り、会長に退団を申し入れたことについても言及。ラウールは「色々なことが上手くいかなくて苦しんだし、ただ会長と話して自分の疑問をぶつけたかっただけなんだ。でも話してすっきりしたよ。会長が僕を信頼してくれていることが分かったし、僕がこれまでやってきたことに価値があると気付いたからね」と、悩んだ胸の内を吐露した。
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