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2006/10/30
セリエA 打ち合いのミラノダービーはインテルに軍配!
 イタリア・セリエAは28、29日に第9節が行われ、注目カード、ミラン対インテルのミラノダービーは、激しい打ち合いの末にインテルが4-3で勝利を収め、ミランとの差を勝ち点14と広げた。
 インテルは17分にスタンコヴィッチのFKからクレスポがヘッドで叩き込み、古巣から先制点を奪う。その5分後にはスタンコヴィッチがロングレンジから強烈な一撃で加点すると、後半開始直後にはまたもスタンコヴィッチのパスからイブラヒモヴィッチが決めて3-0。インテルに圧勝ムードが漂い始める。後半開始と同時に、マルディーニ、ジラルディーノ、リカルド・オリヴェイラの3人を一気にピッチに送り込み勝負に出たミランも50分にセードルフのゴールで1点を返したが、68分にはマテラッツィのヘッドでインテルが再び3点差とし、これで勝負はほぼ決まったかに思われた。
 ところがそのゴールの直後、得点者のマテラッツィが喜びのあまりユニフォームを脱いでしまい、2枚目のイエローカードで退場。さらには、不調のジラルディーノがカフーのクロスに合わせ、待望の今季初ゴールでミランが2点差とする。ロスタイムにはカカーも決めて1点差に迫ったミランだが、時すでに遅く、白熱のダービーはインテルに軍配が挙がった。
 ライバルから痛快の勝利を収めたインテルのマンチーニ監督は「すばらしいゲームだったね。マテラッツィが退場するまでは我々が主導権を握っていたし、もし11人のままだったらもっと得点できたと思うよ」と、勝利に口も滑らか。 一方、勝ち点14差とインテルに大きく水を開けられたアンチェロッティ監督は「我々は一週間一週間を歩んでいるところであり、まだ先は長い。重要なのは、すばらしいシーズンにするために希望と強さを持ち続けることだ」と、今後の巻き返しを誓った。
 また、インテルと首位タイのパレルモもアウェイでフィオレンティーナを3-2で下し、勝ち点を21に伸ばした。パレルモはディ・ミケーレとアマウリのゴールで2度リードしたものの、87分にムトゥに同点弾を浴び、2-2と追いつかれてしまう。それでもあきらめないパレルモはロスタイム、アマウリが値千金の決勝点を挙げ、大きな勝ち点3を手にした。
 この他、3位のローマもフェラーリのゴールによる虎の子の1点を守りきり、好調ウディネーゼを1-0で撃破。不正により勝ち点11のペナルティを受けていた18位ラツィオは同じく勝ち点減点のレジーナとスコアレスドローに終わったが、今回勝ち点減点処分が-3ポイントに大幅に軽減されたこともあって、勝ち点8で一気に13位に浮上した。
 また、小笠原、大黒の日本人はともに試合出場はなく、小笠原所属のメッシーナはホームでキエーヴォを2-1で退け、大黒が所属するトリノはアウェイでカタニアと1-1の引き分けに終わった。
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